2015年に「プロ野球界初」として東京で開催されたパッカソン。あれから2年の歳月を経て、今回は場所を大阪に移して第2回目のパッカソンが開催されることになった。■「パ」と「ハッカソン」で「パッカソン」 2015年に「プロ野球界初」として東京で…

2015年に「プロ野球界初」として東京で開催されたパッカソン。あれから2年の歳月を経て、今回は場所を大阪に移して第2回目のパッカソンが開催されることになった。

■「パ」と「ハッカソン」で「パッカソン」

 2015年に「プロ野球界初」として東京で開催されたパッカソン。あれから2年の歳月を経て、今回は場所を大阪に移して第2回目のパッカソンが開催されることになった。

 そもそも、パッカソンの名前の由来となった「ハッカソン」が何を意味するのか。日本でも徐々にこのワードや意味が浸透しつつあるが、改めてこれについて説明すると、前向きな意味を持つ「ハック」と「マラソン」を組み合わせてできた造語であり、プログラマーやデザイナー、エンジニアなどで複数のチームを作り、技術とアイデアなどを出し合って競い合う開発イベントのことを指す。

 その「ハッカソン」に「パ・リーグ」の「パ」を組み合わせてできた新たな言葉が「パッカソン」。ファン目線での新たなアイデアを必要としていたパシフィックリーグマーケティング株式会社(以下PLM)により、このイベントが行われることになった。

「野球をあまり知らない人も楽しめる新しい観戦スタイルを創ること」をテーマに開催された第1回のパッカソン。参加者の全員が野球好きというわけではなく、「面白いものを生み出したい」や「アイデアを形にしたい」といったような考えを持った人々が集結。中には、小さなお子さんと一緒に参加する人も見受けられ、幅広いアイデアが集まった。

■「応援」を通じて「健康」に

 今回のパッカソンでは「パ・リーグ×健康(ヘルスケア)」がテーマとなり、実際にパ・リーグでサービス提供しているパ・リーグウォークというアプリのAPIを活用しながら開発が進められる予定だ。

 第2回のパッカソン開催に携わるPLMマーケティング室室長の荒井勇気氏は「プロ野球(パ・リーグ)の応援を通じてファンの皆さまを健康にする、というコンセプトのもとに開発されたパ・リーグウォークですが、こちらのアプリやその他のデバイス等も利用し、これまでパ・リーグだけでは考えることができなかった新たな応援方法やサービスを開発していただきたいと思っています。そのために必要なガジェット等は、ハッカソンでこれまで初登場のものも含め色々とご用意させていただいています。」とパッカソンの詳細についてコメント。

 さらに、荒井氏は「今回のパッカソンをきっかけに、ファンの皆様の健康を切り口に、新たな応援方法や楽しみ方を提供できるサービスが誕生することを心から楽しみにしています!」と多数の応募、アイデア提供を心待ちにする。

 現在、パッカソンの公式サイトでは、2月26日まで参加者の応募を受け付けている。これを機に、パ・リーグの応援や楽しみ方を変えるような皆様のアイデアを持ち込んでみてはいかがだろうか。

○第2回パッカソン開催概要
【日程】
3月4日9:30~18:30
3月5日9:30~19:00
【会場】
大阪市営地下鉄「堺筋本町」駅直結 The DECK
【参加費】
無料

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

「パ・リーグ インサイト」編集部●文