競技者が追いつけないカメラマンの走力に海外メディア「スプリンターを鈍足に見せる」 東京五輪を1か月後に控え、陸上競技では代表選手が続々と内定してきている。そんな中、中国で行われた陸上イベントの“速すぎるカメラマン”が注目を集めている。競技者…

競技者が追いつけないカメラマンの走力に海外メディア「スプリンターを鈍足に見せる」

 東京五輪を1か月後に控え、陸上競技では代表選手が続々と内定してきている。そんな中、中国で行われた陸上イベントの“速すぎるカメラマン”が注目を集めている。競技者の横で撮影する学生が、並走するランナーに追いつかせない脚力を披露。実際の映像を海外メディアが公開すると、「スプリンターを完全なる鈍足に見せてしまう」「クレイジーな出来事!」と脚光を浴びせている。

 誰も追いつけない。中国・山西省で開催された大学生の100メートル走。7名の競技者がスタート位置につく中、レーンの“大外枠”にカメラを構えた学生が立っている。10メートルほど前方から競技者と同時に走り出したカメラマン。左手で重そうなカメラを持ち、ちらちらと走者に目線をやりながらもながらぐんぐん加速。誰も距離を詰めることすら出来ていない。完全に主役の座を奪っている。

 実際の映像をトルコのテレビ局「TRTワールド」公式ツイッターが公開。文面に「4キロ超のカメラを抱えた学生カメラマンがスプリンター達に遅れず走る」と紹介した。スペイン紙「アス」英語版も「中国の100メートル走でカメラマンが選手より速く走る」と見出しを打って記事を掲載。「出場スプリンターを完全なる鈍足に見せてしまう」と脚光を浴びせた。

 また、ドイツ紙「ビルト」でも「理解不能! カメラマン、スプリンターを置き去りに」と見出し付けした記事の中で「中国でクレイジーな出来事! 100メートル走を撮影中のカメラマン、カメラを抱えながらスプリンターよりも速く走る」と驚きを伝えている。(THE ANSWER編集部)