「リオ・オープン」(ATP500/ブラジル・リオデジャネイロ/2月20~26日/賞金総額146万1560ドル/クレーコート)のシングルス1回戦で、第1シードの錦織圭(日清食品)が地元選手でクレーコートでツアー4勝を挙げているト…

 「リオ・オープン」(ATP500/ブラジル・リオデジャネイロ/2月20~26日/賞金総額146万1560ドル/クレーコート)のシングルス1回戦で、第1シードの錦織圭(日清食品)が地元選手でクレーコートでツアー4勝を挙げているトーマス・ベルッチ(ブラジル)に4-6 3-6で敗れた。試合時間は1時間19分。

 この結果でベルッチは、錦織との対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。ベルッチの1勝は2007年7月にボゴタのチャレンジャー大会(5万ドル/クレーコート)で挙げたもので、2015年の全仏オープン(フランス・パリ/クレーコート)の2回戦では錦織が7-5 6-4 6-4で勝っていた。

 3年前に始まった今大会に初出場となった錦織。第1シードで臨んだ前週のブエノスアイレス(ATP250/クレーコート)では今季2度目の決勝進出を果たしたが、世界ランク66位のアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)に6-7(4) 4-6で敗れて準優勝に終わっていた。

 2014年10月の上海(ATP1000/ハードコート)の2回戦で当時60位のジャック・ソック(アメリカ)に6-7(5) 4-6で敗れて以降は世界ランク50位以下の選手に負けていなかった錦織だが、76位(2月20日付)のベルッチに敗れて前週に続いて2連敗。錦織がツアーで初戦敗退を喫したのは、2015年の全米オープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来となる。

 ベルッチは2回戦で、同胞のチアゴ・モンテーロ(ブラジル)と対戦する。モンテーロは1回戦で、ガスタン・エリアス(ポルトガル)を2-6 7-6(4) 6-4で下しての勝ち上がり。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)