そろそろ終盤を迎える「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)で、新型コロナウイルスの影響…
そろそろ終盤を迎える「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)で、新型コロナウイルスの影響で観客に課されていた制限が一部緩和されることになった。大会公式サイトが発表している。【関連記事】試合の合間にシャンパングラスを傾けるおしゃれな「全仏オープン」が帰ってきた!
フランス国内のロックダウン解除が第三段階に入ったのに伴い、男女ともに準々決勝が行われている「全仏オープン」では、大会11日目となる現地6月9日から最終日まで、スタジアムの収容人数が増え、観客が入場する際には新たなルールが適用されることになった。
まず大きな変更としては、収容人数がキャパシティの35%から65%(最大5000人まで)へ引き上げられたことにより、観客数が増えること。これまで一日あたりの全収容人数が5000人あまりだったのに対して、試合数の多い9日と10日は最大で1万3146人のファンを迎え入れることが可能となった。会場ごとの最大収容人数は以下の通り。
●フィリップ・シャトリエおよびスザンヌ・ランラン…最大5000人
●シモーヌ・マチュー…最大3437人
●その他のコート…最大2546人または2163人
さらに、夜間外出規制の開始時間が午後9時から午後11時へ変更されたことにより、今大会で初めてナイトセッションに観客が入るようになる。
9日以降、観客は会場内への入場にあたって、観戦チケットのほか、政府が主導するデジタルパス(QRコード)付きの「ヘルスパス」と呼ばれる下記の3つの書類のいずれかを必ず提示しなければならなくなった。
●スタジアム入場前48時間以内に実施したPCR検査または抗原検査による陰性証明書
●ワクチン接種完了の証明書
●過去の感染を証明するものとして、3ヶ月以内、15日以上前に実施されたPCR検査による陽性証明書
陰性証明書とは、ワクチン接種が終了し、免疫ができていることの証明書。ワクチン接種を行った医療従事者によって発行されたものであることが条件となり、ワクチンの種類によって抗体ができるまでの期間が2週間から4週間と幅がある。このルールの対象者は11歳以上の観戦者で、書類の発行や検査はフランス国内で行われたもののみが有効と見なされる。
ここまで勝ち残った選手たちには、より多くの声援と会場の活気というご褒美がもたらされる。長引くコロナ禍の中で、ランキングのポイントや賞金と同じくらい嬉しいものかもしれない。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2019年「全仏オープン」でのナダル
(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)