アラブ首長国連邦・ドバイで開催されている「ドバイ・デューティーフリー選手権」(WTAプレミア5/2月19~25日/賞金総額266万6000ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、エカテリーナ・マカロワ(ロシア)が第3シードのドミニカ・…

 アラブ首長国連邦・ドバイで開催されている「ドバイ・デューティーフリー選手権」(WTAプレミア5/2月19~25日/賞金総額266万6000ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、エカテリーナ・マカロワ(ロシア)が第3シードのドミニカ・チブルコバ(スロバキア)を6-2 4-6 6-2で倒し、3回戦に進出した。  世界ランキング37位のマカロワはチブルコバに対して、1月の全豪オープンで初勝利を挙げるまで3連敗中だった。  「全豪の前には一度も彼女(チブルコバ)を倒したことはなかったの」とマカロワは言った。「だから(全豪の勝利のあとの)この試合では、きっと勝てると信じていたし、何をすべきか、どうプレーしたらいいか、どこに動くべきかがわかっていた」。  チブルコバは第3セットで先手をとり2-0とリードしたが、マカロワは最後の6ゲームを連取して勝利をつかんだ。  またリオ五輪チャンピオンのモニカ・プイグ(プエルトリコ)は、第15シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-1 4-6 6-2で倒した。第8シードのエレナ・ベスニナ(ロシア)は土居美咲(ミキハウス)を6-2 7-5で下し、17歳のキャサリン・べリス(アメリカ)はラウラ・シグムンド(ドイツ)を7-5 7-6(3)で退けて、3回戦に駒を進めた。  またクリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)は大坂なおみ(日清食品)を6-3 6-4で、第10シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)はビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)を6-4 6-2で退けている。

 前日に第16シードのロベルタ・ビンチ(イタリア)を倒す殊勲を挙げたクリスティーナ・プリスコバ(チェコ)は、ローレン・デービス(アメリカ)に6-1 1-6 3-6で逆転負けした。  第4シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)は予選勝者のエリーゼ・メルテンス(ベルギー)を6-3 6-2で下した。  一方、第5シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)はカテリーナ・ボンダレンコ(ウクライナ)と2回戦を戦ったが、1-4となった時点で棄権した。多くのミスをおかし、非常に悪いスタートを切ったムグルッサは、0-3となった時点でメディカルタイムアウトをとり、治療を受けたように見えないままコートに戻ってプレーを続行。0-4からボンダレンコにミスが増え始め、1-4と、1ゲームを取ったムグルッサだったが、そこでふたたび医師を呼んだあと、アキレス腱の故障を理由にプレーを断念した。(C)AP