元FCバルセロナの監督であるエルネスト・バルベルデは先週末、はじめて写真展を開催した。サッカーと写真は、バルベルデの人生…
元FCバルセロナの監督であるエルネスト・バルベルデは先週末、はじめて写真展を開催した。サッカーと写真は、バルベルデの人生において常に密接に結びついている2つの道であり、兼ねてからの「夢」であった写真展を一般の人々に公開した。
「Beste aldea/El otro lado(直訳すると最高の村/向こう側)」は、バルベルデが、サッカーをこよなく愛する映画監督のダビド・トルエバと共同で行った展覧会のタイトルである。
レアル・ソシエダ財団が文化とサッカーの祭典「Korner」でイベントを主催し、監督が12年間のキャリアの中で在籍したクラブの内部でどのように現実を捉えてきたかを紹介した。アスレティック・ビルバオ、RCDエスパニョール、オリンピアコス、ビジャレアル、バレンシア、バルセロナの日常をモノクロで撮影した未発表の写真が展示された。
「小型のコンパクトカメラを持って移動し、モノクロ写真を撮っている」と、展覧会当日に姿を現したバルベルデは説明を始めた。「写真は計画的に撮られたものではない。目の前にいる人を見せる、見ることを心がけている。彼らは裏切らないし、我々の味方になってくれる」
また写真は、「興味のあるプライベートな領域」であり、ロッカールームや選手の写真はない。
バルベルデはスタジアムに到着する際のチームバスから眺める光景をこのように話した。「いつもバスの中を見ている人が多く、写真を撮っている人も多くいるが、私はバスの中から彼らを撮っている。熱狂、何かを訴えてくる人々の心や表情は美しいものだ」
アスルグラナ時代についてチングリは、「メッシやネイマールと一緒に遠征したときは、まるでビートルズのようだった」とチームでの大規模なツアーを振り返った。この期間は、ベンチでの仕事に集中していたため、祝賀会の写真はあまりなく「本当に難しい仕事だった」と告白している。
大逆転負けを喫したアンフィールドでの試合については、「『現実ではない』と頭の中で考え続けた。精神的に不安定になることもあって、あのようなピッチでは...」と言ったところで言葉を飲み込んだ。その8ヶ月後、彼のクビは飛んだ。
オリンピアコス時代について、こう振り返っている。「勝てばギリシャのファンは信じられないほど喜んでくれるので、勝つことが大事だとすぐにわかったが、勝てないと複雑になる。彼らは、控えめに言っても、とても情熱的にサッカーを生きている」
1時間以上続いたトークイベントの中盤では、ブラウグラナを解任された日のことを思い出していた。
「たくさんのカメラマンがいたから、『ああ、かわいそうに』という顔をして出て行くことはなかったよ。誰にもそう思われたくなかった。彼らに好きなように解釈してもらおう」と、シウダ・デポルティーバを出て車を走らせる笑顔の姿にコメントした。
20年近くの監督キャリアを総括したバルベルデは、「戦いたい、自分を証明したいという気持ちは常にある。『もっと頑張れ』と思う。たくさんの危機があったが、何事も忘れられない思い出だ」と話し、現場復帰を問われと、その扉を閉ざすことはなかった。「フットボールは常にリベンジのチャンスを与えてくれる。私を魅了する何かがあれば、なぜそうしないのかね」と。