アラブ首長国連邦・ドバイで開催されている「ドバイ・デューティーフリー選手権」(WTAプレミア5/2月19~25日/賞金総額266万6000ドル/ハードコート)のシングルス1回戦で、アリソン・リスク(アメリカ)が第11シードのココ・バンダ…

 アラブ首長国連邦・ドバイで開催されている「ドバイ・デューティーフリー選手権」(WTAプレミア5/2月19~25日/賞金総額266万6000ドル/ハードコート)のシングルス1回戦で、アリソン・リスク(アメリカ)が第11シードのココ・バンダウェイ(アメリカ)を6-4 6-4で下して2回戦に駒を進めた。  ドバイでデビューを遂げたリスクは、バンダウェイに対する2011年以降の5対戦で4度勝っている。「そのスタッツの説明はできないけれど、喜んで受け入れるわ」とリスクは言った。  リスクと全豪オープン・ベスト4のバンダウェイは、2週間前にドイツを4勝0敗で倒したアメリカ・フェドカップ・チームのチームメイトだ。ふたりはフェドカップの会場だったハワイ・マウイ島から、直接ドバイにやってきた。  この日のバンダウェイは、彼女のテニスの土台である攻撃力を機能させるのに苦労している様子だった。第2セットでは、終盤の5ゲームのうち4ゲームがブレークとなったが、最後のゲームだけリスクがラブゲームでサービスをキープして、試合を終わらせた。  「彼女はファーストサービスに問題を抱えていたようね。でも彼女は第2セットでリズムを取り戻し始めていた」とリスクは言った。  一方、第10シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)はダリア・カサキナ(ロシア)を6-2 7-5で倒した。ウォズニアッキは先週のドーハ・カタールで決勝に進んだが、そこでカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に敗れていた。  ウォズニアッキは、第1セットの第1ゲーム、そして第2セットの第3ゲームと、2度にわたって自分のサービスゲームを落としたが、それを除けば常に試合の舵を握っていた。  「コート上で、最初から集中力を保ち続けることができたことを本当にうれしく思うわ」とウォズニアッキは言った。彼女は2011年に今大会で優勝している。「ここのコンディションは(ドーハとは)大きく違う。ここではボールがよく飛ぶ。コートがドーハより速いのよ」。

 2017年初となるツアー本戦をプレーした17歳、キャサリン・べリス(アメリカ)は、第17シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-1 7-5で下した。

 五輪金メダリストのモニカ・プイグ(プエルトリコ)は、2時間以上をかけてヤロスラーバ・シュウェドワ(カザフスタン)を6-3 4-6 6-4でした。(C)AP