アラブ首長国連邦・ドバイで開催されている「ドバイ・デューティーフリー選手権」(WTAプレミア5/2月19~25日/賞金総額266万6000ドル/ハードコート)で、アメリカのティーンエイジャーで“CiCi”の愛称で呼ばれるキャサリン・ベ…

  アラブ首長国連邦・ドバイで開催されている「ドバイ・デューティーフリー選手権」(WTAプレミア5/2月19~25日/賞金総額266万6000ドル/ハードコート)で、アメリカのティーンエイジャーで“CiCi”の愛称で呼ばれるキャサリン・ベリスが、今季初の本戦となるシングルス1回戦を戦い、第17シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-1 7-5で破る殊勲をやってのけた。  先週のドーハは予選2回戦で敗れ、故障を抱えていたべリスだが、この日の試合の第1セットはプティンセバに1度しかサーブキープを許さなかった。第2セットのべリスは0-5とリードされたが、そこから7ゲームを連取して勝利をもぎ取った。

 「第2セットでは少し困難に陥ってしまったけれど、抜け出すことができてよかった」とべリスは言った。「私はただ、自分のゲームプランに忠実にプレーし続け、安定性を保てば挽回できると自分に言い聞かせた」。  オリンピック金メダリストのモニカ・プイグ(プエルトリコ)も、ヤロスラーワバ・シュウェドワ(カザフスタン)を6-3 4-6 6-4で下し、2回戦に駒を進めた。  「1回戦では、自分に頑張りを強いるような試合をやるのはいいことだと思う。そうすればリズムに乗り始めることができるから」とプイグは言った。「彼女はすごく油断のならない難しい選手なの。試合のすべてのポイントで、何にでも対処できるよう集中していなければならない」。(C)AP