新型コロナウイルスの影響で2年ぶりに開催されている、プロ野球セ・パ交流戦。

その交流戦においてここ15年で8度の優勝に輝いているのが福岡ソフトバンクホークスだ。

だがそのホークスはここまで3勝6敗2分の10位(5日現在)と、まさかの結果となっている。

投手ではエースの千賀や抑えの森の負傷に加え、モイネロがキューバ代表合流のため一時的に離脱。さらに野手陣ではグラシアルが負傷するなど、これまでチームを支えてきた主力陣が続々と離脱し、窮地に追い込まれている。

そんな厳しい状況の中、チームの先頭に立って引っ張っていくのが、和田毅だ。

今年40歳を迎えたベテランは、ここまで先発ローテーションを守り、苦しいチームを支えている。

今回この和田について、ホークスOBで、かつて共に戦った攝津正氏が、彼の強さや凄み、さらには現役時代の思い出について語ってくれた。

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あの年齢で毎年ボールが変化して欲しい


現在プロ通算15年となる和田。ここまで現役を続け試合で投げ続けられるその強さについて攝津氏はこう語る。

「やっぱり真っ直ぐの質ですよね。そこまでコントロールびたびたで投げるタイプでもないですし、質で勝負するピッチャーというイメージはありますよね。逆球は多いものの、三振は取れますから。
今あの年齢でボールも毎年のように進化していますし、なんなら球速も速くなっていると感じる部分があります。
ここ最近は3~5回で打たれることがありますが、目に見えない部分だとか、ちょっとした体の変化はあると思うので・・・。
でも和田さんだったらそこら辺は中盤〜終盤にかけて自分でしっかり調整できると思うので、ローテをしっかり守ってくれると思います。」

そして、40歳を迎えた和田がここまで戦えている要因については、

「本当に若い時からめちゃめちゃトレーニングしていましたし、アメリカから帰ってきた時もかなりストイックにやっていた。だから今もこうしてできていると思います。
体は決して大きいタイプではないものの、若い時からトレーナーの方が付きっきりでずっと独自のトレーニングをやっていましたね。それが積み重なっての今のこの姿だと思います。」

と、和田のトレーニングに対するにストイックさを明かした攝津氏。

この先の現役生活については

「一野球ファンとして、50歳を超えるまで現役でいて欲しいというのはありますね。そのくらいできると側から見ていると思います。」

と、プロ野球歴代最年長投手である山本昌に続く50歳での現役を熱望した。

釣りはやらずにランニングと読書

かつて、共にホークス投手陣の中心となってチームを支えた攝津氏と和田。現役時代共に切磋琢磨した元チームメイトとの思い出についても語ってくれた攝津氏。そこでも和田のストイックな一面が見えてきた。

「昔はオフに、投手陣のオーバーホールみたいなものがあったんです。特に練習とか決まったことがなかったので、皆で海に行こうということになったんです。釣りとかやっていたんですが、その時和田さん1人だけ海の防波堤をずっと走っていました。もうさすがですよね(笑)『ちょっと寒いから走るわ』みたいな感じでずーっと走っていました。あとは風の当たらないところで本を読んでいました。釣りはほとんどやっていなかったです。あまり興味がなかったんですかね?
でもその頃からやっぱり違いました。やっぱりあれだけの選手になるにはこのくらいしないとダメなんだなというのは感じました。」

投打共に主力を欠き、厳しい状況が続くソフトバンク。交流戦ではチーム状態が上がらないものの、それでもパ・リーグでは首位楽天と2ゲーム差の2位につけている。(5日現在)

苦しい時こそ、ベテランの存在はチームにとって大きなものとなるに違いない。5年連続のリーグ優勝へ、絶対王者の猛追に期待したい。

なお、攝津氏のYouTubeチャンネルでは、更に和田選手の事や今シーズンのホークスの戦況について語っている

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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