「手の力が…」田岡・井上が執念V　JPSAロングボード開幕戦『さわかみCS一宮プロ』

2021年6月3日(木)～6月4日(金)、千葉県・一宮海岸で行われたJPSAツアー・ロングボード開幕戦「さわかみチャレンジシリーズ一宮プロ -Challenge I-」。ウィメンズクラスで田岡なつみ、メンズクラスで井上鷹が優勝を果たした。以…

2021年6月3日(木)～6月4日(金) 、千葉県・一宮海岸で行われたJPSAツアー・ロングボード開幕戦「さわかみチャレンジシリーズ一宮プロ -Challenge I-」。ウィメンズクラスで田岡なつみ、メンズクラスで井上鷹が優勝を果たした。以下、大会決勝リポート。

大会リポート

c) JAPAN PRO SURFING ASSOCIATION

波のサイズはカタ〜アタマ、強いオンショア（5-7m/s）が吹き荒れるジャンクコンディションでスタートした大会最終日。ウィメンズの優勝争いは、田岡なつみ・吉川広夏・市川梨花・小髙恵子の4人で行われた。

この日勢いを見せたのは、ラウンド1から準決勝にかけて全て10点以上（合計）をスコアし、駒を進めてきた田岡。荒れるコンディションに苦戦しながらも、ヒート冒頭に5.75pt、終盤に5.45ptをマークし優勝を果たした。

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「レフトの波がすごくよさそうに見えたのですが、（サイドの）向かい風が強くて…手の力が全然ないです」と笑顔で語った田岡。

昨年大会では吉川に優勝を許しただけに、今回の優勝争いには並々ならぬ思いがあったに違いない。「（昨年の）『さわかみチャレンジシリーズ鴨川』では板のチョイスで悩んでしまって、結局納得のいく結果にならなかったので、今回は1本に絞っていこうと決めました。今回の試合運びは、次につながる経験になりました」と大会を通し、確かな感触を得た様子だった。