フィギュアスケート女子元日本代表の中野友加里さんがフィギュアスケートを様々な角度からお届けするYouTubeチャンネル「フィギュアスケーター中野友加里チャンネル」。

現役時代の経験を活かし、これまでフィギュアスケートを、技をはじめ、衣装やメイクなど、幅広く取り上げ解説してきた中野さん。さらには、安藤美姫さんや無良崇人さんなど、現役時代から親交のあるスケーターをゲストに招き、このチャンネルならではのトークも繰り広げられている。

そんな中、チャンネル3人目となるSPゲストに、男子シングル元日本代表で、バンクーバー五輪出場、2010年全日本選手権優勝、2011年世界選手権2位など多くの功績を持つ、小塚崇彦さんが登場。

その第1弾となる動画では、近況報告、さらには小塚さんが自作したスケートリンクについて語られた。

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クラクションを鳴らされて・・・


昨年3月にとあるイベントで対談予定だったという2人だが、新型コロナウイルスの影響で中止に。だがその後、偶然にもある場所で遭遇したという。

「まさかの都内のスーパーの駐車場で遭遇したんです。僕も車を運転していたんですが、友加里ちゃんがバックで車を入れる時に、僕の車を擦っていきそうだったんですよ。擦りそうだったからクラクションを鳴らしてパッと顔を見たら友加里ちゃんだったっていう(笑)」

と、偶然した当時を振り返る小塚さん。これに対し中野さんは、

「私も子供を2人乗せながら必死に駐車場に入れようとしたらクラクションを鳴らされて(笑)なんだよこんなところで鳴らして!と思って見て。しかも『友加里ちゃん!』って呼ばれたので、どこで呼ばれてるの私!?って感じでした。」

と、まさかの出来事に驚いたと振り返った。

3年かけてリンクを作成!

そんな小塚さんだが、実はおよそ3年かけて自宅脇に天然のスケートリンクを作成したという。

「場所が寒いところなので、自分で水を撒いたらできるなと思い、作成しました。初めはどうやって作ったらいいか分からなかったので、コンクリートだけ引いて、その上に水を撒いたら、コンクリートに滲みていっちゃったんです。水が流れていき凍らなくて、試しにそこの上で滑ってみたら、刃がガッチャガチャになっちゃいました。」

と、作成1年目を振り返る小塚さん。

続く2年目には、こんな試行錯誤を施したという。

「2年目は、コンクリートの上に、樹脂のアイスを張ってもらいました。その上に水を撒いたらどうにかなると思ったんです。ですが、樹脂の浮力が凄くて、水が下に入っていっちゃったんです。樹脂が浮いた状態ですね。なので、滑ったのがどっちにしろ樹脂の氷でした(笑)」

そして、3年目となった今年。ついに待望の完成が訪れる。

「今年は、その樹脂の氷の上に養生シートを敷いて、その上から水を流しました。そうしたら、ちゃんと凍って、水がどんどん溜まっていきました。そのうち、氷が一般のリンクと同じくらいの厚さになったので、跳んでも大丈夫だねということで、跳んでみたという感じです。自然の中で滑るって本当気持ち良かったです。」

自身のTwitterにはそのリンクで滑ったという動画も公開されているが、まさに木々に囲まれた「自然リンク」だ。

動画内ではその「自然」ならではの苦労話のほか、共に指導を受けていた佐藤信夫先生の「スピン秘話」についても語られている。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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