アンス・ファティは、左膝の悪夢を断ち切るためにポルトガルで受けた膝の手術を経て、再び動き出した。同選手は少しずつ回復して…

アンス・ファティは、左膝の悪夢を断ち切るためにポルトガルで受けた膝の手術を経て、再び動き出した。同選手は少しずつ回復しており、精神面では、ポルトガル戦前のスペイン代表チームのトレーニングに参加したことで、非常に重要な後押しを受けた。
アンスはすでにルイス・エンリケ監督に2度、代表招集されており、チームメイトからも慕われていた。そして、ラ・ロハの選手の中には小さい頃から友情を育んできたエリック・ガルシアがいる。アンスは常に友人の回復を待っていたエリックの抱擁を受けた。そして今回のFCバルセロナ加入はさらに彼を助けることになるだろう。
エリック・ガルシアはアンスより1歳半年上だが、バルサのユースチームで5年間一緒にプレー。エリックは常にアンスに兄貴として接し、2015年に負った脛骨と腓骨の怪我のような困難な場面や、わずか16歳でU21スペイン代表にデビューしたような幸せな瞬間にも寄り添ってきた。
2人の友情はフィールドを超えたものである。エリックは3月に行われた代表合宿での報道陣との会見で、「彼が何か必要な時のために私がいることを彼は知っている」とSPORTに説明している。エリックのバルサとの契約は、新たな勢いを掴む真っ只中にあったアンスにとって、さらなる幸福感をもたらした。
■スペインサッカー連盟の大きなサポート
スペインサッカー連盟の役目も、ファティにとって非常に重要なものとなっている。彼らの理学療法士の一人であるラウル・マルティネスは、国内で最も評判の高いスペシャリストの1人である。彼のサポートはフィジカル面のみならず、キーとされるメンタル面にまで及ぶ。例えば、アンドレス・イニエスタが2010年に南アフリカで開催されたワールドカップの決勝戦に万全の状態で臨むことができたのも、彼のサポートのおかげだ。フィジカル面で問題を抱えるバルサ選手たちがマドリードの彼のオフィスに出向くことはよくあることで、アンスもその一人だ。
アンスは3日(木)に再びマドリードに来て、ラ・ロハのチームメイトと一緒にワンダ・メトロポリターノで過ごしたいと考えていた。彼にとても愛情深く接してくれたのはエリックだけではなく、ルイス・エンリケと彼のコーチングスタッフ全員、そして代表の他の選手たちもだ。
アンスは復帰に向けて奮闘中だ。ドレッドヘアと共に、明らかに筋肉質になるなど、身体的な大きな変化を見せたことに加え、バルサで特徴的だった笑顔を再び見せてくれた。彼は早熟な子供でいることをやめ、プロフェッショナルへと変貌していっている。
ルイス・エンリケ自身も、昨日彼を見て驚いたようだ。「さらに強くなって、がっしりしたな!」と言ってから、同監督は彼を抱きしめた。また「お前は招集されてるぞ、リストの25人目の選手だ」とユーモアを交えて彼に伝えた。また、ラ・ロハのチームメート全員が彼と挨拶を交わし、彼の膝を気遣っていた。「お前のテーブルの席はとっておいてるぞ」とチームメートが彼に伝えたほか、ドレッドヘアのニュールックに対して「すごい髪型だな!」とも言われていた。