「アルゼンチン・オープン」(ATP250/アルゼンチン・ブエノスアイレス/2月13~19日/賞金総額54万6680ドル/クレーコート)のシングルス決勝で、第1シードの錦織圭(日清食品)はアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ…

 「アルゼンチン・オープン」(ATP250/アルゼンチン・ブエノスアイレス/2月13~19日/賞金総額54万6680ドル/クレーコート)のシングルス決勝で、第1シードの錦織圭(日清食品)はアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)に6-7(4) 4-6で敗れた。試合時間は1時間40分。

 ドルゴポロフは過去1セットも奪うことができていなかった錦織から、6度目の対戦で初勝利。昨年は3月のマイアミ(ATP1000/ハードコート)の3回戦と4月のバルセロナ(ATP500/クレーコート)の準々決勝で対戦し、いずれも錦織が勝っていた。

 世界ランク66位(2月13日付)のドルゴポロフは今大会にノーシードで出場。2回戦で第2シードの第2シードのパブロ・クエバス(ウルグアイ)を6-3 7-6(4)で、準決勝では第4シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を7-5 6-2で破るなど、全試合ストレート勝利で大会を制した。ATPツアーでの優勝は2012年8月のワシントンDC(ATP500/ハードコート)以来で、通算3勝目となる。

 今季開幕戦のブリスベン(ATP250/ハードコート)に続いて今シーズン2度目の準優勝となった錦織。ツアーでのタイトル獲得は4連覇を果たした昨年2月のメンフィス(ATP250/室内ハードコート)以来遠ざかっており、決勝では6連敗(通算11勝11敗)となった。

 錦織が世界ランク50位以下の選手に黒星を喫したのは、2014年10月の上海(ATP1000/ハードコート)の2回戦で当時60位のジャック・ソック(アメリカ)に6-7(5) 4-6で敗れて以来となる。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)