マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表DFアレックス・テレスが来季の逆襲を誓った。 テレスは昨夏、ポルトから加入。抜…

マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表DFアレックス・テレスが来季の逆襲を誓った。

テレスは昨夏、ポルトから加入。抜群の攻撃性能を生かして左サイドバックの新たなレギュラー候補に名乗りを上げたが、それに触発されたイングランド代表DFルーク・ショーが安定したパフォーマンスを披露し続け、1年を通じて後塵を拝した。

結局、初年度は序盤の新型コロナウイルス感染もあり、公式戦24試合の出場機会しか得られず、プレミアリーグもたった9試合のプレーに。売りの攻撃面こそ4アシストと爪痕を残したが、ショーと比べて劣る一貫性という部分で課題を露呈した。

しかし、テレスはクラブメディアのインタビューで今季の経験を糧に来季の飛躍に意欲を示した。

「今季に関して、やれることはやったという手応えがある。かなりの学びもあり、選手としても人間としても成長できた。ユナイテッドでの1stシーズンに満足している。来季はもっと良くなれるはずだ」

「ピッチに立てたときは常に自分のベストを発揮できるチャンスがあったと思う。1stシーズンということで順応が難しかったが、オーレがチャンスをくれ、僕を信頼してピッチに送り出してくれたときは自分のベストを尽くしたという自負がある」

「もっと長い時間をピッチに過ごせるようさらなる向上を目指し続けていく」

ポルト時代に公式戦26ゴールを誇ったテレスはまた、来季に向けて得点力のあるサイドバックとしての力を発揮したいと語った。

「ユナイテッドでも早くゴールを決めたいね。ポルトだと多くのゴールを決めた。今はとにかく試合に出て、初ゴールを決めたくてうずうずしている」