「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)の男子ダブルスに出場予定だった同じペアの選手二人が、新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したと大会主催者が発表した。英BBCなど複数のメディアが報じている。【関連記事】全仏OP参加選手は1日1時間バブルから外出可能。2週間で観客数約12万人を予定

主催者によると、「全仏オープン」5月24日の予選トーナメント開始以降、選手やチームに対して2446件のコロナウイルス検査が実施されてきた中で、「健康に関するプロトコルに従って選手を除外しなければならない初めての事態」だという。該当の選手はドローから外され、現在は隔離生活を送っているとのことだ。

選手の名前は伏せられているものの、ドローの変更から各メディアはおおよその見当をつけている。優勝候補に挙がっており、第1シードであるダブルス世界2位のニコラ・メクティッチ(クロアチア)と同1位のマテ・パビッチ(クロアチア)のペアがドローから外され、すでにペドロ・マルチネス(スペイン)/パブロ・アンドゥハル(スペイン)のペアに変更されている。さらにフェリシアーノ・ロペス(スペイン)/ジャウメ・ムナール(スペイン)のペアもドローから外れており、パブロ・クエバス(ウルグアイ)/ギド・ペラ(アルゼンチン)のペアに変更。そして、シングルスも棄権したジョン・ミルマン(オーストラリア)とチアゴ・モンテーロ(ブラジル)のペアが、ユリアン・ノール(オーストリア)/David Pel(オランダ)のペアに変更となっている。

2月の「全豪オープン」に続き、現在開催中の「全仏オープン」でもソーシャルディスタンスの確保や観客数の制限などの対策が講じられている。主催者は「大会に参加する選手とそのチームの健康状態は定期的な検査によって常に監視されており、彼らは隔離されたバブルの中で生活し、トレーニングを行っている」と強調した。

コート外での波乱が続く今回の「全仏オープン」。今回交代した選手たちも支障なくダブルス1回戦を戦うことができたが、後続の大会も詰まっている中で、関係者の中からさらなる感染者が出ないことを祈るばかりだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「全仏オープン」決勝の様子

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)