「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)…
「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)大会5日目となる6月3日、男子シングルス2回戦で世界ランキング57位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界76位のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と対戦する。両者の試合はコート12の第2試合で、日本時間19時半頃に開始予定。【LIVE速報】西岡良仁 VS ムゼッティ「全仏オープン」2回戦【トーナメント表】西岡出場!「全仏オープン」男子シングルス【実際の投稿】全仏OPダブルス戦前の西岡からのメッセージ
西岡とムゼッティは1週間前の「ATP250 パルマ」2回戦で対戦したばかり。初対戦となったその時は、西岡が6-3、6-2で勝利している。
当初このカードは4日目に予定されていたが、翌日に変更された。4日目にダブルスに出場していた西岡は、Twitterで「本日はダブルスのみ。シングルスあるとおもってたよぉおぉ笑」と苦笑していたが、一日2試合とならなかったのは朗報だろう。ムゼッティもダブルスにも出場しているが、こちらは3日目の試合だったため、今日の試合前に1日休養がもらえたことになる。西岡が2日連続の試合となることで影響があるのか、気になるところだ。
イタリアで同い年のヤニク・シンネル(イタリア)と共に期待されている19歳のムゼッティは、2019年の「全豪オープン」ジュニア王者。同年プロへ転向すると、約2年で400位台から世界76位まで上昇してきた、成長著しい若手の一人だ。2020年の「ATP1000 ローマ」では元世界3位のスタン・ワウリンカ(スイス)と元世界4位の錦織圭(日本/日清食品)を立て続けに破った。ATPツアーの本戦に出場するようになったのは2020年2月からで、これまで18勝11敗とまだ経験は少ないものの、今年3月には当時世界9位だったディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)も下している。
今大会では1回戦で第13シードのダビド・ゴファン(ベルギー)に6-0、7-5、7-6(3)のストレート勝利。これでトップ20選手からの5勝目を挙げたムゼッティは試合後、「僕が高いレベルでプレーできることが証明できた」と自信を見せる。
一方の西岡も1回戦で、地元選手で元世界5位のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)を下すという、プレッシャーのかかる難しい試合を乗り越えてきた。「みんなが彼のことを応援していたから、タフな試合でした。自分の最善を尽くすことに集中するようにしました」
西岡のクレーでの勝率は大会前で通算36%(9勝16敗)と決して高くないが、今季はここまで56%(5勝4敗)と悪くない。また、ムゼッティはこれが初のグランドスラム本戦だが、西岡は予選を勝ち上がった2014年の「全米オープン」で初めてグランドスラムの舞台を経験して以来20回目の出場となる。1回戦をストレート勝ちしたこともあって、まだ4セット以上のロングマッチを経験したことがない相手に対し、西岡は4セットはもちろん、5セットマッチも5回以上体験している。その経験値を生かして、2020年「全豪オープン」以来2度目となるグランドスラムでの3回戦進出を果たせるか、注目だ。
(テニスデイリー編集部)
※写真は西岡(左)ムゼッティ(右)
(Photo by Jason Heidrich/Icon Sportswire via Getty Images)
(Photo by Riccardo Antimiani - Pool/Getty Images)