カタール・ドーハで開催されている「カタール・トータル・オープン」(WTAプレミア/2月13~18日/賞金総額77万6000ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)がカロライン・ウォズニアッキ(…

 カタール・ドーハで開催されている「カタール・トータル・オープン」(WTAプレミア/2月13~18日/賞金総額77万6000ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)がカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を6-3 6-4で破り、初優勝を遂げた。プリスコバがウォズニアッキに勝ったのは、キャリア初だった。  ウォズニアッキはプロスコバと2013年に1度、2014年に2度対戦し、そのすべてに勝っていたが、この決勝ではラリーでもちこたえることができず、今週初めてセットを落とすことになった。  プリスコバは、1月のブリスベンに続き、今年2度目の、そしてキャリア8度目のツアー・タイトルを獲得した。プリスコバは世界ランキング3位を維持することになる。  「ここ3年、1回戦や2回戦で負けていたから、今年こそここでいい成績を挙げることを期待していたの。大きな前進だわ」とプリスコバは言った。「トロフィを受け取り、ついにここで新しいファンを得られることにワクワクしている」。  ウォズニアッキの決勝での勝敗記録は、25勝18敗に後退した。彼女は2011年ドーハの決勝でも、やはり敗れていた。  「カロリーナは本当にいいプレーをしていたわ。彼女はこのタイトルを獲るに値した」とウォズニアッキ。「でも次回は、この雪辱を果たすようトライするつもりよ」。  第1セットで、プリスコバはウォズニアッキのサービスを2度ブレークし、一気に4-0とリードを奪った。ウォズニアッキは4-3まで追い上げたが、それからまたもサービスをキープできず、セットを落とすことに。

 より競った展開となった第2セットは、お互いにサービスをキープし合う形で進んだ。しかしウォズニアッキは、自分のサービスだった第10ゲームで15-40とリードされ、最初のマッチポイントでとどめを刺された。(C)AP