ドネアの左フックを「完璧」に撮影、歪んだ王者の顔とは ボクシングWBC世界バンタム級の新王者に輝いたノニト・ドネア(フィリピン)がKO勝ちを収めた時の写真8枚が公開された。5月29日(日本時間30日)に王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)を…

ドネアの左フックを「完璧」に撮影、歪んだ王者の顔とは

 ボクシングWBC世界バンタム級の新王者に輝いたノニト・ドネア(フィリピン)がKO勝ちを収めた時の写真8枚が公開された。5月29日(日本時間30日)に王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)を4回TKOで撃破。海外カメラマンが“粉砕ショット集”をインスタグラムに公開すると「左フックの写真完璧!」と反響が集まっていが、米メディアも「歴史をつくった」と注目している。

 カウンターの瞬間を捉えた。公開された8枚の画像。ドネアの右がウーバーリの顔面をしっかりと打ち抜いている。2~4枚目は伝家の宝刀である左フックが顎を捉え、王者の顔が歪んだものだ。勝敗が決まり、ドネアが雄叫びを上げた瞬間も投稿された。

 3度のダウンを奪い、4回TKO勝ちで王座奪取。38歳の世界5階級制覇王者の姿をインスタグラムに公開したのは、カメラマンとして活動しているエスター・リンさんだ。普段は米専門サイト「MMAファイティング」や米スポーツチャンネル「ショータイム」などで写真が使われており、今回の投稿のコメント欄には「左フックの写真完璧!」と興奮した様子の声が集まっていた。

 米専門メディア「ボクシングシーン.com」もこれらの画像付きで「階級史上最年長で世界タイトルを獲得し、歴史をつくった」と記事を掲載。「3回、ウーバーリはドネアのフックでダウン。そのラウンド終わり間際にKO寸前となった」「ドネアは4回にもビッグショットを浴びせ続け、ウーバーリから3度目のダウンを奪い、試合を終わらせた」と脚光を浴びせている。

 レジェンドの健在ぶりが、写真を通じて届けられているようだ。(THE ANSWER編集部)