Jリーグの選手の平均身長は約178cm。近年は体格に恵まれた選手が着実に増えている。そのなかにあって、体は小さくともピッ…
Jリーグの選手の平均身長は約178cm。近年は体格に恵まれた選手が着実に増えている。そのなかにあって、体は小さくともピッチで大きな存在感を放つ小兵は数多い。今回は165cm以下と小柄ながらも、才能や力量がすぐれている日本人Jリーガーをクローズアップした。
その顔ぶれを見ていくと、それぞれの選手が圧倒的なスピードや豊富な運動量、高いテクニックなどさまざまな特長を持ち合わせている。高さの面ではハンデを抱えながらも、それを補って余りある武器があるからこそ、プロ選手のキャリアを積めるということだ。
もうひとつ興味深いのは、静岡学園高出身選手の多さだ。上述の向島建や長谷川竜也をはじめ、吉田豊、大島僚太、名古新太郎、渡井理己といる。目先の勝利よりも選手個々の技術と判断力を高めることに力を注ぐ指導方針が、こうした結果に反映されているのだろう。