38歳での王座返り咲きにパッキャオ「おめでとう、ドネア!」 ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が29日(日本時間30日)、米カリフォルニア州カーソンで行われ、挑戦者の元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が王者…

38歳での王座返り咲きにパッキャオ「おめでとう、ドネア!」

 ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が29日(日本時間30日)、米カリフォルニア州カーソンで行われ、挑戦者の元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)に4回TKO勝ち。王座返り咲きに成功したドネアに、6階級制覇王者のレジェンド、マニー・パッキャオ(フィリピン)が「未だに異名通りだ、フラッシュ!」と称賛。「フィリピンの閃光」の愛称で知られる同胞の健在ぶりを高く評価していた。

 宝刀に陰りはなかった。“閃光の左”でウーバーリから3度のダウンを奪い、38歳にしてチャンピオンベルトを巻きなおしたドネア。健在ぶりを示したレジェンドにフィリピン史上最高のボクサーが称賛のメッセージを送った。

 パッキャオは「ドでかいKO勝利おめでとう、ノニト・ドネア! 史上最年長のWBCバンタム級世界王者。未だに異名通りだ、フラッシュ!」と祝福のツイート。前評判を覆し、衰え知らずの強さを見せた同胞の“閃光”という異名通りのパフォーマンスを称賛している。

 42歳でWBA世界ウェルター級休養王者のパッキャオは8月にWBC&IBF同級王者のエロール・スペンスJr.(米国)との一戦に臨むが、後輩の偉業に刺激を受けているのかもしれない。(THE ANSWER編集部)