「全仏オープン」を3度制しているマッツ・ビランデル(スウェーデン)が、世界ランキング19位の19歳ヤニク・シンネル(イタ…
「全仏オープン」を3度制しているマッツ・ビランデル(スウェーデン)が、世界ランキング19位の19歳ヤニク・シンネル(イタリア)は「全仏オープン」で優勝できる可能性があると語った。Tennis World USAが報じている。【ドロー表】錦織圭、西岡良仁ら出場!全仏OP男子シングルス【ドロー表】大坂なおみら出場!全仏OP女子シングルス【スーパープレー動画】シンネル鉄壁のディフェンスから一瞬でウィナー炸裂!
シンネルは2018年にプロに転向、すぐに注目を集める選手となった。世界ランキングでは2年間で500人以上をごぼう抜き。チャレンジャー大会で3度優勝、ツアーレベルで2個のトロフィーを獲得し、「ATP Next Genファイナルズ」でも優勝。グランドスラムではベスト8に進出、マスターズ1000大会で準優勝、すべて十代のうちにだ。
彼の熱意と才能は広く認められ、既に世界のトップ選手たちとトレーニングをしている。ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)とも練習をした。ナダルはシンネルを今シーズンの初めにオーストラリアのアデレードに連れて行って一緒に練習し、「全豪オープン」の準備をした。
ビランデルは、シンネルを「全仏オープン」の優勝候補の一人だと称賛する。昨年「全仏オープン」に初出場したシンネルはベスト8に進出、準々決勝でナダルと戦った。ティーンエイジャーのシンネルがクレーコートの王者を苦しめ、3時間近い熱戦の末6-7(4)、4-6、1-6で敗戦。
ナダルとシンネルは、3週間前にもローマで再び対戦している。シンネルは第1セット、第2セット共に先にリードを奪ったが、5-7、4-6で敗れた。2時間以上の激闘だった。
ビランデルは言う。「実際僕は、シンネルが優勝できると思っている。なぜかロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)には難しいと思うんだけどね。ノバクもラファも年々危うく見えるようになってると感じるんだ。必ずしも負けるとは思わないんだけど、最近の若い選手たちはフォアでもバックでも、ボールをもの凄くハードヒットするから」
「彼らは強烈なサーブを打つ。彼らは少しずつノバクやラファの自信を奪っていっている気がするんだ。今ではロジャー、ラファ、ノバクの持っている最後の武器は、5セットマッチを戦ってきた経験だけだ。若いハードヒッターが1回戦でラファと当たって、彼の自信を砕くチャンスがあるように感じる。特に、そういう試合が連続した時が怖いと思う」
「序盤戦をしっかり戦い徐々に自信を作り上げていき、準々決勝以降に備えていくのが、ラファの強さだと思っている。ラファはバルセロナでもローマでも相手のマッチポイントを凌がなければならなかった。どうやって?それがラファエル・ナダルなんだよ!」
「それでも若手選手たちはわかっている、ラファに勝つことは可能だと。そしてそれがヤニク・シンネルのような選手に道を開くんだ。そのチャンスは大きくはない。でも僕が1982年に“全仏オープン”で優勝した時もそうだった」とビランデルは締めくくった。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP250 メルボルン1」でのシンネル
(Photo by Matt King/Getty Images)