■5月26日/J1第16節 サンフレッチェ広島―浦和レッズ (エディスタ) 5月26日にJ1リーグ第16節が行われ、サン…
■5月26日/J1第16節 サンフレッチェ広島―浦和レッズ (エディスタ)
5月26日にJ1リーグ第16節が行われ、サンフレッチェ広島と浦和レッズが対戦した。撃ち合いのシーソーゲームの末、2-2の引き分けに終わった。この試合で浦和のFWキャスパー・ユンカーが1ゴールを決めて、J1のリーグ戦デビューから4試合連続ゴールを記録した。
前半15分、MF小泉佳穂が右サイドからスルーパス送り、MF田中達也がペナルティエリア右からグラウンダーのクロスを送る。ゴール前にいたユンカーは相手と交錯しながら倒れるが、MF汰木康也の左サイドから折り返し、ユンカーが合わせて、浦和が先制点を奪った。しかし、前半23分に相手の左CKから、相手のMFハイネルに直接決められて同点に追いつかれる。そのまま1-1で前半を折り返した。
浦和は後半34分、ユンカーに代えて、FW興梠慎三を投入。後半38分、途中出場のDF山中亮輔がゴール前へのパスを送り、興梠が頭で落とすと、これが相手DF荒木隼人の腕に当たり、VARの判定の結果、浦和がPKを獲得する。後半39分に興梠が冷静に沈めて、2-1と浦和が勝ち越す。ところが、後半アディショナルタイム、広島のMF川辺駿のゴールで再び追いつかれ、試合は2-2で終了。浦和の連勝は3でストップした。
◼史上5人目の記録達成!ユンカーの連続ゴール記録はどこまで続く!?︎
試合後の会見で、浦和のリカルド・ロドリゲス監督は、「プレーする上で相手に難しい状況にさせられたという印象がある。広島は前節で形を変えていて、1対1で嵌めてくるディフェンスをしてきて、なかなか違いを作れなかった。我々も試合の中でやり方を少しずつ変えたり、修正しながらやっていたが、相手が激しく強くディフェンスをしていたので、相手のプレーがよかった」と振り返った。
その表情は険しかったものの、「2回リードをすることができたので、そこをしっかり守り切れればというところだった。(相手の)個人の力でやられてしまった部分もあり、最終的には妥当な結果となる引き分けだったと思う。それでも、試合の中で変化をつけながらやっていたし、特に最後の時間帯については、この試合を通して一番流動的にできたと思います」と、一定の評価を示した。
監督の言葉どおり、攻勢を強めた広島を相手に勝ち切ることはできなかったが、それでもユンカーを筆頭として浦和は複数得点を継続し、攻撃面は安定している。
4月下旬に浦和に加入したユンカーは、5月5日に行われたJリーグカップ・柏戦でデビューを飾り、1ゴールを挙げた。9日に開催された仙台戦でリーグ戦デビューとなり、その試合でも1得点。さらに、G大阪戦で2ゴール、先日行われた神戸戦で1ゴールを記録していた。今節の広島戦でも1得点を決めて、これでリーグ戦では4試合連続ゴール。カップ戦を合わせればすでに6得点となっている。
J1デビュー戦からの連続ゴールの記録において、4試合以上連続となるのは過去4人。1996年にヴェルディ川崎のブラジル人FWマグロンが達成して以来、25年ぶりの記録を打ち立てた。
J1デビューからの連続試合ゴールは1995年のFWマルコ(清水)の6試合が最長。1993年のFW前田治(横浜フリューゲルス)、1994年のFW城彰二(市原)、1996年のFWマグロンが4試合と続き、ユンカーは史上5人目の記録となった。
去年のシーズンでは、ノルウェー1部のFKボーデ・グリムトでリーグ戦25戦に出場し、27ゴールを挙げた。得点王とMVPをダブル受賞したユンカーは、合流後から瞬く間にチームにフィット。ユンカーのデビュー後からチームは負けなしと、直近の浦和の快進撃を支え、早くも名実ともにエースとなっている。
現在、連続ゴールの記録は6試合連続が最長だが、ユンカーはこの記録をどこまで伸ばすことができるか。浦和のサポーターだけにとどまらず、すべてのサッカーファンから注目が集まっている。
■試合結果
サンフレッチェ広島 2-2 浦和レッズ
■得点
15分 キャスパー・ユンカー(浦和レッズ)
23分 ハイネル(サンフレッチェ広島)
84分 興梠慎三(浦和レッズ)
92分 川辺駿(サンフレッチェ広島)