1位は変わらずカネロ、3位クロフォード 権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」が、全階級のボクサーを格付けしたパウンド・フォー・パウンド(PFP)を更新。世界スーパーライト級4団体統一王者となったジョシュ・テイラー(英国)が5位に浮上し…

1位は変わらずカネロ、3位クロフォード

 権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」が、全階級のボクサーを格付けしたパウンド・フォー・パウンド(PFP)を更新。世界スーパーライト級4団体統一王者となったジョシュ・テイラー(英国)が5位に浮上した。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)は順位変わらず2位となっている。

 ボクシングの聖書と呼ばれるリング誌が最新版PFPを発表した。22日(日本時間23日)に米ラスベガスで行われた4団体統一戦で、WBC&WBO王者ホセ・ラミレス(米国)に3-0で判定勝ちしたテイラーが、格付けでは9位から5位にジャンプアップした。

 テイラーの上位に位置する4傑の顔ぶれは変わらず。1位は4階級制覇王者のカネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)で、2位が井上、3位がWBO世界ウェルター級王者のテレンス・クロフォード(米国)、4位は元世界4団体クルーザー級統一王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)となっている。

 最強ボクサー格付けの常連となった井上。同誌のPFP在籍期間は198週目となっている。一方、10位にはWBOスーパーフライ級世界王者の井岡一翔が名を連ねている。

 リング誌の最新PFPは以下の通り。

1位 サウル・アルバレス(メキシコ)
2位 井上尚弥(日本)
3位 テレンス・クロフォード(米国)
4位 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
5位 ジョシュ・テイラー(英国)
6位 エロール・スペンスJr.(米国)
7位 テオフィモ・ロペス(米国)
8位 ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
9位 ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
10位 井岡一翔(日本)(THE ANSWER編集部)