日本ハムの主砲・中田翔内野手(32)が、もがいている。今月17日には二軍降格。栗山政権下で故障以外で二軍落ちは初めてと…

 日本ハムの主砲・中田翔内野手(32)が、もがいている。今月17日には二軍降格。栗山政権下で故障以外で二軍落ちは初めてとあって、チーム内外で大きな注目を集めている。

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 原因は開幕からなかなか調子が上がらない打撃の状態にある。ここまで35試合に出場し、本塁打4本の1割9分7厘。本人が抱えるストレスの深刻さを示したのが、「青アザ事件」だった。開幕直後の4月7日のソフトバンク戦で試合途中に三振すると、バットをたたき割り、ベンチ裏で転倒。右目付近に青アザを抱えたとあって、チームを引っ張る主砲のあまりの自覚のなさに栗山監督も激怒。途中交代を命じて、翌日の試合も欠場となった。ただ、その後は首脳陣も4番を外し打順を下げるなど気持ちの負担を減らそうと試みたが、浮上することはできていない。

 一方、悩める主砲を気遣う声はSNS上にも飛び交っている。「少しゆっくり休んでください」「考えすぎないで」など、心配する声は多いが、そんな中で日本ハムOB、現在サンディエゴ・パドレスに在籍するダルビッシュ有投手(34)の存在に注目が高まっている。ダルビッシュと中田といえば「師弟関係」で知られる。プロ入り当初からチーム練習に遅刻するなど自覚が足りなかった中田に対して、ダルビッシュは野球に向き合う姿勢を繰り返し伝えてきた歴史がある。海を渡った今でも交流は続いており、2019年にチームがアリゾナキャンプを行った際には、他のナインとダルビッシュ邸を訪問。食事を共にし「いつまでたってもダルさんはスターです!いい話も聞かせてもらい沢山勉強できました!俺ももっともっとスケールのでかい人間になりたい!」と自身のSNSに記したことも。

 

 

 

 ダルビッシュ自身も機会あるごとにSNSを通じて中田に対して、メッセージを送っており、今でも目をかけている。だからこそ今回、絶不調に陥っている中田に対して、敬愛する兄貴分からの「愛あるゲキ」を期待する声が出ているのだ。

「『しっかりしろ』でも何でもいい。とにかく中田はダルの言うことなら、真摯に受け止めるハズ。ここは古巣を助けると思ってダルビッシュにはひと肌脱いでもらいたい」(球界関係者)。

 もちろんプロである以上、結果を出して這い上がるのはすべて自分の責任。今こそ「スケールのでかい人間」に変われるチャンスのはずだが、果たして…。

 

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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