酒井宏樹の加入が決定的となっている浦和レッズ。日本代表の不動の右サイドバックが加入することは、チームにとって戦力的に…
酒井宏樹の加入が決定的となっている浦和レッズ。日本代表の不動の右サイドバックが加入することは、チームにとって戦力的にも経験的にも大きな意味を持つ。さらに、元U-21デンマーク代表DFアレクサンダー・ショルツの加入も地元メディアが報じており、キャスパー・ユンカーに続いて大型補強が続きそうだ。ユンカーは、リーグ戦デビュー以来3試合連続でゴールを決めており、すでに4得点。浦和の今季の補強はここまで的確なだけに、かなり期待を持てそうだ。
では、酒井とショルツが入ることで浦和のスターティングメンバーはどのように変わるのか。リカルド・ロドリゲス監督としては頭を悩ませることになるだろう。その中でカギを握るのは、今季、神戸から加入した西大伍だ。西は右サイドバックでここまで出場し、5月25日時点で9試合804分出場。1得点という数字以上に、大きな存在感を放っている。
単純に考えれば、右サイドバックのポジションを西と酒井の2人で争うことになるが、西はマルチロールなプレイヤー。ボランチや2列目もこなすことができる。非凡な戦術眼と高い技術を持つ西をピッチから外すことは考えにくい。
実は、シーズン前のキャンプの段階で、西はボランチなどいくつかのポジションで起用されていた。当時、すでに酒井宏樹にはオファーを出していた時期で、すでにその段階でレッズの“構想”は始まっていた可能性がある。
■攻撃センスを生かすなら…
西をボランチで起用する場合、その攻撃センスを生かすためにも相方は守備に特徴のある選手を置くことが有力だ。柴戸海は守備的ボランチとしてハードワークできる選手であること、また、西を前に行かせるに当たってセンターバックの位置まで降りることで、その良さが生きる柴戸は相性が良さそうだ。
仮に、攻撃的なシステムを組む場合にはトップ下で使われることの多い小泉佳穂とのコンビも考えられる。ただし、ボール保持の際にはこのコンビは威力を発揮するが、ボール非保持の際には耐久性に難があるかもしれない。とはいえ、最終ラインにショルツと酒井が入れば試してみたいオプションと言えそうだ。
ここまで順調にチーム作りを行ってきたリカルド・ロドリゲス監督。ユンカーに加えて酒井とショルツという大型補強で、その勢いはさらに加速しそうだ。
はたしてどのようなチーム作りをするのか。目が離せない。