2021年5月22日(土)、23日(日)の2日間にわたり、神奈川県横浜市・横浜赤レンガ地区野外特設会場にて「GREENROOM FESTIVALʻ21」が行われた。 ”サーフカルチャー、ビーチカルチャーをルーツに 持つ、 MUSIC・ART…

2021年5月22日(土)、23日(日)の2日間にわたり、神奈川県横浜市・横浜赤レンガ地区野外特設会場にて「GREENROOM FESTIVALʻ21」が行われた。

”サーフカルチャー、ビーチカルチャーをルーツに 持つ、 MUSIC・ART・FILMのカルチャーフェスティバル” をコンセプトに、盛況のうちに幕を閉じた「GREENROOM FESTIVALʻ21」。その様子をお届けする。

まん延防止策を講じて


©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬 ※撮影時のみマスクを外しております

2005年からスタートし、今年で16回目となった同イベント。以下のまん延防止策を実施し、2年ぶりの開催にこぎ着けた。

・来場者数の制限(1日5,000人)
・マスク着用と消毒・検温の徹底
・パーテーションの設置
・酒類の販売の取り止め
・フロアにスタンディングマークを設置
 (フィジカルディスタンスの確保)


©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬

22日は曇りがちだった天気も、翌日23日には回復。夏の始まりを感じさせる陽気となった。

「Good Wave」「Blue Sky」「Port Lounge」の3ステージには、26組の音楽アーティストがそれぞれ出演。アートギャラリーに展示した16人のアーティストと合わせて42組がイベントに参加し、観客の目と耳を楽しませた。

ライブ会場では、声援の代わりに拍手でアーティストに賛辞を送るというニューノーマル時代のスタイルのもとパフォーマンスが行われ、歓声が上げられないなかでも、来場者たちは終始ジェスチャーでライブを盛り上げていた。


©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬 ※撮影時のみマスクを外しております
©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬 ※撮影時のみマスクを外しております

Good Wave & Blue Skyステージ

メインゲートを通過すると右手に見えるステージが「Good Wave」。その向かい側に設置されているステージが「Blue Sky」だ。

1日目は、LUCKY TAPES・never young beach・平井大・Chara・Nulbarich・SIRUPなど、チルでしっとりと聴かせるようなアーティストらが出演。

2日目は、PUFFY・GRIM pKY・KANDYTOWN・Vaundy・Dragon Ash・clammbon・ASIAN KUNG-FU GENERATIONなどが、身体を揺らすアップテンポな曲を中心に披露した。

会場の中央にはテントやハンモックがあり、バー(酒類は提供なし)で購入したドリンクを飲みながら休憩できるスペースとなっている。

※「Hummingbird」「REDBRICK STAGE」「 SHIP STAGE」「GALLERY STAGE」の実施はなし


「Good Wave」©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬
「Blue Sky」©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬
©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬
©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬
©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬

Surf Market

メインゲートに続く道の脇では、「Surf Market」が賑わいを見せている。家族や恋人と記念撮影をしたり、ワークショップに参加したりする人たちがいた。AfensやVISSLA、VANSといった様々なサーフ・ビーチカルチャーのブランド・ショップが立ち並ぶ通りでは、一人でゆったりと買い物を楽しむ人の姿もあった。

※「FILM AREA」「KIDS AREA」「YOGA」の実施はなし


©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬
©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬
©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬 ※撮影時のみマスクを外しております
©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬
©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬
©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬

Art Gallery

赤レンガ倉庫の2階「Art Gallery」では、サーフカルチャー・ビーチカルチャーのアーティストの作品が展示されている。VANS・Gregory・BEAMSなどにアートワークを提供、国内外で活動の幅を広げている「花井祐介」や、独自の視点でサーフシーンを撮り続け、国内外の誌面やアートショーで活躍する写真家「U-SKE」、GUやMURUAといったアパレルブランドとのコラボレーションで名高い「NARI (LITTLE FUNNY FACE)」など、今年も多くのアーティスト作品が飾られた。


©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬
©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬
©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬
©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬

  

ライブギャラリー

22日(土)
LUCKY TAPES ©︎GREENROOM FESTIVAL’21
never young beach ©︎GREENROOM FESTIVAL’21
平井大 ©︎GREENROOM FESTIVAL’21
NakamuraEmi ©︎GREENROOM FESTIVAL’21
Chara ©︎GREENROOM FESTIVAL’21
Nulbarich ©︎GREENROOM FESTIVAL’21
SIRUP ©︎GREENROOM FESTIVAL’2123日(日)
PUFFY ©︎GREENROOM FESTIVAL’21
GLIM pKY ©︎GREENROOM FESTIVAL’21
Vaundy ©︎GREENROOM FESTIVAL’21
clammbon ©︎GREENROOM FESTIVAL’21
KANDYTOWN ©︎GREENROOM FESTIVAL’21
Dragon Ash ©︎GREENROOM FESTIVAL’21
ASIAN KUNG-FU GENERATION ©︎GREENROOM FESTIVAL’21

イベント所感

週末両日とも大盛況となった「GREEN ROOM FESTIVAL’21」。他イベントの延期や中止が相次ぐなか、まん延防止策を徹底してのイベント開催にまずは賛辞を送りたい。

都会の喧騒を忘れさせる潮風と、チルアウトなミュージック。サーフィンとビーチのカルチャーが織りなす音楽イベントに、心と身体が満たされた2日間だった。

来年の開催が早くも待ち遠しくて仕方がない。


©︎GREENROOM FESTIVAL’21/photo by 佐藤稜馬

GREENROOM FESTIVALʼ21 開催概要

【イベント名】GREENROOM FESTIVALʼ21
【会場】横浜赤レンガ地区野外特設会場
【日程】2021年 5月22日(土)・23日(日) 開場:11:00 / 開演:12:00
【主催・企画・制作】グリーンルームフェスティバル実行委員会
【後援】横浜市文化観光局、横浜港運協会、(一社)横浜港振興協会、SPACE SHOWER TV、J-WAVE、TOKYO FM、InterFM897、FMヨコハマ


©︎GREENROOM FESTIVAL’21出演アーティスト

22日(土)
Nulbarich / Chara / 平井 大 / never young beach / SIRUP / SPECIAL OTHERS / TENDRE / LUCKY TAPES NakamuraEmi / TRI4TH / MURO / DJ KRO (Chilly Source) / 矢部ユウナ

23日(日)
ASIAN KUNG-FU GENERATION / Dragon Ash / 中納良恵 / Original Love / RHYMESTER / clammbon / PUFFY / KANDYTOWN / Vaundy / GLIM pKY / DJ HASEBE / MASATO & Minnesotah (KANDYTOWN) / YonYon

text by 佐藤 稜馬

The post 「GREENROOM FESTIVALʼ21」イベントリポート まん延防止策を施して2年ぶりに開催 first appeared on FINEPLAY.