オランダ・ロッテルダムで開催されている「ABN AMRO ワールド・テニス」(ATP500/2月13日~2月19日/賞金総額172万4930ユーロ/室内ハードコート)のシングルス1回戦で、前年度覇者のマルティン・クーリザン(スロバキア)…
オランダ・ロッテルダムで開催されている「ABN AMRO ワールド・テニス」(ATP500/2月13日~2月19日/賞金総額172万4930ユーロ/室内ハードコート)のシングルス1回戦で、前年度覇者のマルティン・クーリザン(スロバキア)がフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)を6-4 0-6 6-1で倒し、2回戦に進んだ。
両者が4度サービスゲームを落とす、アップダウンの激しい試合だった。
ベルダスコに過去2度敗れていたノーシードのクーリザンだったが勝ち上がり、次のラウンドでフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦することになった。 コールシュライバーは第8シードのルカ・プイユ(フランス)に対して、4度のブレークを果たして7-5 6-2で勝利を収めた。世界ランク17位で22歳のプイユは、トップ10入が期待される選手だが、ここ数ヵ月は右足の故障に苦しめられていた。 第6シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)は、初めてATP大会の本戦を経験した18歳のステファノス・ツィツィパス(ギリシャ)に対する試合で、3度サービスをブレークされたにも関わらず6-4 7-6(2)で勝利を収めた。 「彼のことをまったく知らなかったので難しかった」と試合後のツォンガ。「これはツアーでは珍しいことだ。最初に僕はどこを攻めるべきか、何を予期すべきかがわからなかった」。 世界14位のツォンガは、次のラウンドでジル・ミュラー(ルクセンブルク)と対戦する。ミュラーは14本のサービスエースを決め、319位のタロン・グリックプール(オランダ)を6-3 6-2で下した。 またフランス人同士の対戦で、ジル・シモンが昨年4強のニコラ・マウを3-6 6-3 6-4で下している。 第1シードのマリン・チリッチ(クロアチア)はブノワ・ペール(フランス)を5-7 6-3 6-2で、ボルナ・チョリッチ(クロアチア)はカレン・カチャノフ(ロシア)を7-6(6) 7-6(10)で下して、それぞれ2回戦に進んだ。(C)AP