■琉球も敗れる! 上位戦線に動きが迫る? アルビレックス新潟に続き、前節まで2位につけていたFC琉球も黒星を喫した。モ…

■琉球も敗れる! 上位戦線に動きが迫る?

 アルビレックス新潟に続き、前節まで2位につけていたFC琉球も黒星を喫した。モンテディオ山形に0対2で敗北。ここまで6勝2分けと負けなしだったホームゲームで、今シーズン初黒星を喫した。敗戦は9節以来6試合ぶりである。

 前節に続いて1トップの阿部拓馬を欠くなかでも、ボールを保持して相手を動かし、ピッチの幅を使いながら攻め立てた。しかし、樋口靖洋監督が「ボールは握るけれどもゴールに仕掛けるチャレンジが少なかった。そして仕掛ける回数は多かったけれども、最後はボックスの中でやらせてもらえなかった」と振り返ったように、決定的な場面は散発だった。前半と後半の立ち上がりに右CKから失点し、今シーズン4度目の無得点に終わった。

 次節は新潟とのアウェイゲームとなる。琉球と新潟は勝点33で並んでおり、気がつけば4位のジュビロ磐田が勝点29と4差に迫っている。5位のヴァンフォーレ甲府も5戦負けなしの3連勝で勝点28としており、次節は首位京都との直接対決だ。新潟対琉球、京都対甲府の結果次第では、上位陣の勝点差がグッと縮まるかもしれない。

■山形は降格圏から浮上し、大宮は迷宮をさまよい…

 琉球を下した山形も、5勝5分5敗の勝点20とし、8位まで浮上してきた。

 石丸清隆前監督を解任した9節終了時点の順位は、1勝4分4敗で20位だった。それがどうだろう。監督代行として采配をふるった佐藤尽コーチのもとで2勝1分1敗と立て直すと、ピーター・クラモフスキー監督が着任した前節は愛媛FCを1対0で下し、今節もアウェイで勝点3をつかんだ。

 クラモフスキー監督は「しっかりと規律を守りながら、良いパフォーマンスが出せたと思う」と話した。石丸監督指揮下のチームは「攻めているのに得点できない」というジレンマに陥ったが、佐藤コーチを経てクラモフスキー監督へバトンが渡った現在は、ボールを握ることも、最短距離でゴールを目ざすこともできている。

 そのなかで、FW山田康太の存在が目を引く。前線で自由自在に動き回り、攻撃のキーマンとなっている。ここ数試合は本来のボランチではなく右サイドハーフで起用されている國分伸太郎も、琉球戦でCKから2アシストを記録している。それぞれの役割が整理され、選手の特徴が生かされている。

 一方、浮上のきっかけをつかめないのが大宮アルディージャだ。

 4月3日の第6節から、10試合連続で勝利をつかめていない。ギラヴァンツ北九州と対戦した今節は、1対3で完敗した。シュートが3度バーを叩くなど、運やツキに見放された印象もあるが、勝てていないチームの典型的なパターンとも言える。

 得点15はリーグ12位タイで、失点20は14位タイだ。どちらも極端に悪くはない。しかし結果は2勝5分8敗の勝点11なのだ。J1昇格候補の大宮は、迷宮をさまよっているかのようだ。

いま一番読まれている記事を読む