アメリカのテキサス州ダラスに、ATP(男子プロテニス協会)の大会が30年ぶりに戻って来る。「ATP250 ダラス」は、ア…
アメリカのテキサス州ダラスに、ATP(男子プロテニス協会)の大会が30年ぶりに戻って来る。「ATP250 ダラス」は、アメリカで唯一の室内コートでの大会となり、南メソジスト大学のStyslinger/Altecテニス会場で2022年2月6日から13日まで開催される。ATP公式ウェブサイトで報じられた。【実際の写真】錦織、メンフィスで4連覇達成!【関連記事】錦織「ありがとうメンフィス!」。過去4連覇の大会会場取り壊しに
この大会は1898年に始まった「全米室内選手権」が前身で、アメリカで最も長く続いている大会の一つだ。最初はマサチューセッツ州ニュートンで始まり、その後ニューヨーク州、オクラホマ州、メリーランド州、テネシー州などに場所を変え、過去3年間はまたニューヨークで開催されていた。長い歴史の中では多くのレジェンドたちが優勝を飾ってきた。ジョン・マッケンロー(アメリカ)、ピート・サンプラス(アメリカ)、アンドレ・アガシ(アメリカ)、アンディ・ロディック(アメリカ)、マイケル・チャン(アメリカ)、そして錦織圭(日本/日清食品)も、大会がテネシー州メンフィスで開催されていた2013年から2016年に、4連覇の偉業を成し遂げている。
ダラスでは1971年から1989年まで「世界テニス選手権ファイナルズ」が開催されていたが、ATPの大会がダラスで開催されるのはそれ以来のこととなる。
元世界ランキング8位、通算15回の優勝を遂げているジョン・イズナー(アメリカ)と彼の家族が設立したチャリティー団体「イズナーファミリー財団」が大会の運営に協力し、必要を認められた選手を経済的にサポート。内容は、滞在中に必要な食事、衣類、交通手段、宿泊施設、医療用品等を提供し、アメリカでも最も規模が大きく優れた施設の一つとして知られているノーステキサスの小児科総合病院Children’s Healthが、彼らの子供たちのケアを行う。
「ATPの大会を僕の住むダラスで開催することになり、この街を他の選手たちに自慢できることにワクワクしてる。僕が普段練習しているStyslinger/Altecテニス会場は、立派な素晴らしい施設だ。選手たちは、テニスに詳しいファンの前でプレーするのをきっと楽しんでくれるだろう。そしてイズナーファミリー財団が大会のお手伝いをできることを大変誇らしく思う。地元コミュニティーに有意義な効果をもたらせることを楽しみにしているよ」とイズナーは開催発表の場で語った。
そのイズナーは大会のプロモーションのため、5月19日にテキサス州アーリントンで行われたメジャーリーグのテキサス・レンジャーズ対ニューヨーク・ヤンキースの試合で始球式を行った。奇しくもその試合では、ヤンキースのコーリー・クルーバー投手がノーヒットノーランを達成。また「ATP250 ダラス」開催発表の場には、テニスが大好きなNBAのダラス・マーベリックスの往年のレジェンド、ダーク・ノヴィツキーが姿を見せていた。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2016年「メンフィス・オープン」での錦織
(Photo by Stacy Revere/Getty Images)