全米プロ初日で驚異的ショット披露 男子ゴルフの海外メジャー第4戦、全米プロゴルフ選手権は21日、キアワアイランドゴルフリゾート・オーシャンコース(7876ヤード、パー72)で第2日が行われ、世界ランク5位のブライソン・デシャンボー(米国)は…

全米プロ初日で驚異的ショット披露

 男子ゴルフの海外メジャー第4戦、全米プロゴルフ選手権は21日、キアワアイランドゴルフリゾート・オーシャンコース(7876ヤード、パー72)で第2日が行われ、世界ランク5位のブライソン・デシャンボー(米国)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算1アンダーで12位に浮上した。初日はイーブンパーだったものの、7番ではピッチングウェッジ(PW)で192ヤードを飛ばす驚異的なショットを披露。米メディアが動画を公開すると、ファンに衝撃を与えている。

 米ツアー屈指の飛ばし屋が魅せた。551ヤードの7番パー5、ピンまで197ヤードのフェアウェーから打った2打目だ。デシャンボーが手にしたのは、なんとPWだった。力みのないスイングから放たれたボールは空高く上がった。大きな弧を描きながらグリーンに着弾。ピン手前約5メートルにつけた。飛距離はなんと192ヤードだ。

 このホールでは2パットで楽々バーディー。デシャンボーがPWで放った一打の実際の映像を、米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」のゴルフ専門アカウントが公開。文面に「ブライソン・デシャンボーがピッチングで196ヤード(実際は192ヤード)飛ばした」とつづって紹介した。

 PWの飛距離はアマチュアであれば100~120ヤード。屈指の飛ばし屋とはいえ、192ヤードは驚異的というほかない。実際のショットを目の当たりにした米ファンからは「マジか」「これは公平じゃない」「約200ヤードかよ……狂っている」「彼にとっては朝飯前」などとコメントが寄せられている。

 初日を首位と5打差の31位で終えたデシャンボーだったが、2日目は1つスコアを伸ばして首位と4打差の12位にジャンプアップ。大混戦の中で不気味な存在だ。(THE ANSWER編集部)