J1リーグ第15節 FC東京-ガンバ大阪5月22日(土)|19:00 味の素スタジアム 現在11位で、前節の柏戦で泥沼の…
J1リーグ第15節 FC東京-ガンバ大阪
5月22日(土)|19:00 味の素スタジアム
現在11位で、前節の柏戦で泥沼のリーグ5連敗をやっと脱したFC東京が迎えるのは、降格圏の18位に沈み今季1勝しかしていないガンバ大阪。不調のFC東京が大不調のガンバをホームに迎える一戦だ。
ガンバ大阪は宮本恒靖監督の解任後、松波正信体制の初公式戦である浦和戦を0-3で落とした。“解任ブースト”でチームが逆境を跳ね返したかったが、それはこの2戦目に持ち越された。味スタでの一戦が、今後のガンバの行方を占ううえでとても重要な意味を持つ。
かたやFC東京は、前節の柏戦で0-4の大勝を掴み、それまでの5連敗から脱出することに成功した。19日(水)のルヴァン杯・大分戦では、すでにプレーオフステージ勝ち抜けが決まっていることもあって、若手主体のメンバーで挑み引き分け。ガンバ同様に、流れをつかみたい試合だ。
■FC東京
11位 勝ち点18 5勝3分6敗 21得点24失点 得失点差-3
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
ル△1-1 大分(H)
L○4-0 柏(A)
L●0-3 鹿島(A)
ル△0-0 神戸(A)
L●0-3 横浜FM(H)
【通算対戦成績】
H 22試合・13勝5分 4敗
A 21試合・ 4勝4分13敗
計 43試合・17勝9分17敗
【直近対戦成績】
2020年10月10日 J1第21節 ●0-1(H)
2020年 8月29日 J1第13節 ○3-1(A)
2019年 9月 8日 ル杯QF第2節 ○2-1(H)
2019年 9月 4日 ル杯QF第1節 ●0-1(A)
2019年 7月 7日 J1第18節 ○3-1(H)
【今節のみどころ】
泥沼の5連敗から脱出した直後のルヴァン杯で主力選手を休ませたのは、不調続きのガンバ大阪を叩くため。今節は、4-0で大勝した柏戦のメンバーを中心として挑みそうだ。
2得点1アシストのアダイウトン、1得点のディエゴ・オリヴェイラに、東京五輪メンバー入りに向けて結果を残したい田川亨介には、今節も大暴れを期待できそう。
途中出場が予想される永井謙佑、東慶悟、三田啓貴の3人も決して調子は悪くない。ルヴァン杯・大分戦では先発出場し、永井は1得点を奪ったほか、前線でボールを激しくチェイシング。三田もカウンターの起点になるタメを何度も作ってみせた。
■ガンバ大阪
18位 勝ち点7 1勝4分6敗 3得点12失点 得失点差-9
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
L●0-3 浦和(H)
L●1-2 広島(H)
L●0-2 川崎(H)
L△1-1 C大阪(A)
L●0-2 名古屋(A)
【通算対戦成績】
H 21試合・13勝4分 4敗
A 22試合・ 4勝5分13敗
計 43試合・17勝9分17敗
【直近対戦成績】
2020年10月10日 J1第21節 ○1-0(A)
2020年 8月29日 J1第13節 ●1-3(H)
2019年 9月 8日 ル杯QF第2節 ●1-2(A)
2019年 9月 4日 ル杯QF第1節 ○1-0(H)
2019年 7月 7日 J1第18節 ●1-3(A)
【今節のみどころ】
前節の松波体制の初陣は、解任から時間がないこともあって0-3の完敗をホームで喫してしまった。とはいえ、チームの雰囲気は悪くないといい、初めてのアウェイ戦で初勝利を狙いにいくことになる。
松波体制が継続するのか、それとも新監督を招聘するのか、分岐点となるこの一戦に、負傷で離脱していた選手が帰ってくる可能性があり、戦力的に明るい材料となりそう。現在、負傷しているのは小野瀬康介、高尾瑠、藤春廣輝、キム・ヨングォンの4人。いずれも実力者だけに、途中出場であっても力を発揮してくれそうだ。
この試合でカギとなるのがセカンドボールの回収。FC東京はカウンターに強みを持つチームだが、セカンドボールの回収率が、その攻撃を受ける回数に直結する。日本代表に選出された昌子源は前節の浦和戦で失点に絡んでいるだけに、その挽回と奮起が期待される。