現在世界ランキング5位のステファノス・チチパス(ギリシャ)は、開催中の「ATP250 リヨン」(フランス・リヨン/5月1…
現在世界ランキング5位のステファノス・チチパス(ギリシャ)は、開催中の「ATP250 リヨン」(フランス・リヨン/5月17日~5月23日/クレーコート)に出場することを楽しみにしており、7つ目のATPツアータイトル獲得に向けて自分自身を試せることを願っている。ATP公式ウェブサイトが伝えている。【ドロー表】チチパスと西岡が激突!「ATP250 リヨン」【マッチハイライト動画】世界14位を撃破!西岡良仁vsガエル・モンフィス/ATP250リヨン/2回戦
チチパスは現在、年末の最終戦「Nitto ATPファイナルズ」への出場権を決めるポイントレースで1位につけている。「疲れ切っているという感覚はないし、今週は自分を試すためにリヨンに来たかったんだ」とチチパスはリヨン出場前に語った。「自分がどこまでできるのかを見せられるし、クレーコートでもっと試合に出る機会でもある」
先週の「ATP1000 ローマ」では雨による中断を挟んだ準々決勝で、世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に6-4、5-7、5-7で惜敗したチチパスだが、今シーズンの成績は29勝8敗(リヨン大会前)。「ATP1000 モンテカルロ」では決勝でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-3、6-3で破って、自身初となるマスターズ1000のタイトルを獲得している。
これからの戦いに向けて、チチパスは次のように語った。「他の選手たちに比べると、まだ安定からは遠いように感じる。これまでかなり安定してはいたけど、埋められる微妙な隙間がある。僕はいつも完璧と言える水準に到達することを目指しているけど、まだそこには達していない」
「“レース・トゥ・トリノ”(最終戦出場権レース)でトップに立っているのは嬉しい。今年はもう少し安定したプレーをしたいね。たくさんポイントを獲得しているけど、シーズン後半にはもっとポイントを稼がないといけないと思う。今年の目標と期待を達成するためにね。もちろんシーズン後半は難しいものになるだろう」
「身体の面では、去年よりも間違いなくいい状態にあると感じているよ。安定性を高めるために、そして出場する全ての試合で毎回気持ちが入った状態でいられるように、ルーティンや習慣を身に付けたんだ」
5月30日に始まる「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)に向けた調子について質問されると、22歳のチチパスはこう答えた。「ここしばらく、たくさんの選手たちが素晴らしいプレーをしているけど、それが“全仏オープン”でも続くとは限らない。他のどんな大きな大会よりも、僕は“全仏オープン”に集中する必要がある」
「僕は今、これまで経験したことのない立場に立っている気がするんだ。だからワクワクしているよ。今の調子を“全仏オープン”でも再現できればいいけど、地獄の2週間だからね。難しいけど、自分の目標に集中していたい」
去年の「全仏オープン」では、チチパスは準決勝でジョコビッチに3-6、2-6、7-5、6-4、1-6という激闘の末に屈したが、先週ローマでジョコビッチ相手に見せたようなプレーができれば、世界ランキングでさらに上位に上がる可能性は高まると確信している。
「自分のプレーを次のレベルに引き上げるためには、今言ったような課題に取り組まないといけないね。もし一人一人の選手に対してこの前と同じようにプレーできれば、ランキングが上がらない理由が見当たらない」
リヨンの初戦となった2回戦で世界53位のトミー・ポール(アメリカ)に6-1、6-4で快勝したチチパス。本日準々決勝で、世界34位のユーゴ・アンベール(フランス)、世界14位のガエル・モンフィス(フランス)を下して勝ち上がってきた世界58位の西岡良仁(日本/ミキハウス)と対戦予定だ。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2019年「全仏オープン」でのチチパス
(Photo by Adam Pretty/Getty Images)