マンチェスター・ユナイテッドがサウサンプトンのイングランド代表FWダニー・イングス(28)の獲得を優先しているのかもしれ…

マンチェスター・ユナイテッドがサウサンプトンのイングランド代表FWダニー・イングス(28)の獲得を優先しているのかもしれない。

先日にウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニとの契約延長に至り、来季のFW陣にイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード、U-21イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド、フランス代表FWアントニー・マルシャルが揃うユナイテッド。ただ、カバーニ以外はゴール前での勝負に徹するようなタイプというわけでなく、オーレ・グンナー・スールシャール監督もさらなるストライカー獲得の可能性を否定していない。

その裏で候補にケインやスールシャール監督の元教え子であるドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドや、トッテナムからの退団が噂されるイングランド代表FWハリー・ケインの名が挙がるユナイテッドだが、イングスと接触を図っているという。イングスとの契約が来季までのサウサンプトンだが、いまだ延長交渉で合意に至っておらず、他クラブからオファーが届けば、売却を迫られている状況の模様だ。

リバプールで鳴かず飛ばずに終わったイングスだが、2018年夏からサウサンプトンに活躍の場を移すと、燻り続けた得点力で主砲の称号を欲しいがままに。完全移籍に切り替わった昨季はプレミアリーグ全試合に出場してキャリアハイの22得点を挙げ、イングランド代表にも返り咲いた。

そうした活躍ぶりを受けて昨夏、トッテナムらの関心も取り沙汰されたが、最終的にサウサンプトン残留。今季は新型コロナウイルス感染で離脱の時期も強いられたが、ここまでプレミアリーグ28試合の出場でチームトップの12得点と唯一無比のトップスコアラーとしての活躍を披露する。

また、イギリス『ミラー』によると、ユナイテッドはケイン獲得の動きもあるが、ダニエル・レヴィ会長は大金を求める姿勢。ユナイテッドはケインに比べれば、安価なイングスにシフトすることで、ドルトムントのイングランド代表FWジェイドン・サンチョを獲得する資金を残したいものとみられる。