難関の池越え214ヤードも楽々ワンオン 男子ゴルフの海外メジャー第4戦、全米プロゴルフ選手権は20日、キアワアイランドゴルフリゾート・オーシャンコース(7876ヤード、パー72)で開幕。世界ランク5位のブライソン・デシャンボー(米国)は5バ…

難関の池越え214ヤードも楽々ワンオン

 男子ゴルフの海外メジャー第4戦、全米プロゴルフ選手権は20日、キアワアイランドゴルフリゾート・オーシャンコース(7876ヤード、パー72)で開幕。世界ランク5位のブライソン・デシャンボー(米国)は5バーディー、5ボギーの72で回り、31位発進。巨大な池を擁する難関17番パー3では抜群のアイアンショットでピンそば3メートルにピタリ。実際の映像をPGAが公開すると、米ファンから「凄いな」などと反響が寄せられている。

 巨大な池も物ともしなかった。214ヤードの17番パー3だ。ティーグラウンドからグリーン方向へ広がる大きな池。ショートホールとは思えない壮観なホールだが、5アイアンを持ったデシャンボーは力みのないスイングでティーショットを放った。空高く上がったボールはピンそばに着弾。ひとつふたつバウンドすると、ピンの上3メートルで止まった。ピンフラッグが風で激しくなびく悪条件で見事なショットを披露した。

 バーディーこそ奪えなかったが悠々パーセーブ。デシャンボーが難関ホールを攻略した実際の映像をPGAツアー公式ツイッターが公開。文面には「17番は風の中で218ヤードを放った。デシャンボーには問題ない」とつづって紹介した。米ファンからは「現実離れしている」「みんな池ポチャなのかな?」「ナイスパー」「凄いな」などとコメントが寄せられている。

 このホールをパーで凌いだデシャンボーは72のイーブンで初日を終え、首位と5打差の31位につけた。(THE ANSWER編集部)