ビクトリア・アザレンカがいてもいなくても、ベラルーシは変わらず、テニスコート上で成功を収めることができるようだ。  元トップ10のアザレンカは、生まれて間もない息子のために時間をとっているが、アリャクサンドラ・サスノビッチとア…

 ビクトリア・アザレンカがいてもいなくても、ベラルーシは変わらず、テニスコート上で成功を収めることができるようだ。  元トップ10のアザレンカは、生まれて間もない息子のために時間をとっているが、アリャクサンドラ・サスノビッチとアリナ・サバレンカ(ともにベラルーシ)はフェドカップ・ワールドグループ1回戦(2月11、12日/ベラルーシ・ミンスク/室内ハードコート)でオランダに対して敢然と立ち向かい、4勝1敗で勝利をつかんだ。  世界ランク128位のサスノビッチ(ベラルーシ)は24位のキキ・バーテンズ(オランダ)に対して、サービスを7度破って6-3 6-4で勝った。104のランキング差をまったく見せなかった。  日曜日のシングルス2試合目では、18歳のサバレンカ(ベラルーシ)が、ベテランのミヒャエラ・クライチェク(オランダ)を7-6(5) 6-4で倒し、この時点で3勝1敗として、ベラルーシの準決勝進出が決まった。  勝負が決まったあと、消化試合となったダブルスでも、ベラルーシのオルガ・ゴボルツォバ/ベラ・ラプコが、オランダのシンディ・バーガー/アランチャ・ラスを6-4 6-2で下し、結局、ベラルーシは4勝1敗で力強く対戦を締めくくった。  ベラルーシは4月の準決勝で前年準優勝のフランスを4勝1敗で破ったスイスと対戦する。開催地はスイスだ。(C)AP(テニスマガジン)