フェドカップ・ワールドグループ1回戦「アメリカ対ドイツ」(2月11、12日/アメリカ・ハワイ州マウイ島/ハードコート)の2日目は、シングルス第1試合で、ココ・バンダウェイ(アメリカ)が最後の10ゲームを取り、アンドレア・ペトコビッチ(ド…

 フェドカップ・ワールドグループ1回戦「アメリカ対ドイツ」(2月11、12日/アメリカ・ハワイ州マウイ島/ハードコート)の2日目は、シングルス第1試合で、ココ・バンダウェイ(アメリカ)が最後の10ゲームを取り、アンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)を3-6 6-4 6-0で倒した。これによりアメリカが3勝目を挙げ、2010年以来となる準決勝進出を決めた。

 勝負が決まったため、第2シングルスはキャンセルされてダブルスのみが行われた。アメリカのベサニー・マテックサンズ/シェルビー・ロジャーズがドイツのラウラ・シグムンド/カリナ・ビットヘフトに4-1とリードしたところで、ドイツ・ペアが棄権して試合は終わった。

 よって総合成績はアメリカの4勝0敗となった。

 アメリカは4月22、23日に行われる準決勝で、前年度覇者のチェコを迎え撃つことになる。開催都市は未定。チェコはスペインを3勝2敗で下して勝ち上がった。今年の決勝は11月11、12日に予定されている。

 世界20位のバンダウェイはペトコビッチと戦う前、初日にユルア・ゲルゲス(ドイツ)とシングルスを戦い、6-3 3-1とリードを奪っていたが雨により中断。その後、ゲルゲスが故障を理由に棄権したため、アメリカはその時点で2勝0敗とリードしていた。

 バンダウェイは雨で中断した試合の翌日、マウイ島の日に焼けた観客たちを称賛した。

 「あなたたちが私を応援し、頑張り抜かせてくれた。それが事実よ」とバンダウェイ。バンダウェイはペトコビッチに対する第2セットでケイレンに苦しめられていた。

 「私は何とか切り抜けようと努め、根気よく戦い続けようとしていた」

 アリソン・リスク(アメリカ)は土曜日の初戦のシングルスでペトコビッチを7-6(10) 6-2で倒し、アメリカに最初のリードを与えていた。(C)AP(テニスマガジン)