プレミアリーグは19日、フランク・ランパード氏が殿堂入りしたことを発表した。 1992年の創設からすでに約30年の歴史を…

プレミアリーグは19日、フランク・ランパード氏が殿堂入りしたことを発表した。

1992年の創設からすでに約30年の歴史を刻むプレミアリーグは、2月27日に『Hall of Fame』を設立することを発表。これまでの数十年間で同リーグの輝かしい歴史に貢献を果たしてきた偉大なプレーヤーたちを称える最高の栄誉となる。

先月末の発表を皮切りに、ここまで4人の殿堂入り選手が決定。アラン・シアラー氏とティエリ・アンリ氏に始まり、18日にはエリック・カントナ氏とロイ・キーン氏が新たに加わった。そして5人目に選ばれたのが、チェルシーを代表するレジェンドであるランパード氏だ。

イングランド代表として106試合出場を誇るランパード氏は、ウェストハム、チェルシー、マンチェスター・シティで通算20年間、プレミアリーグでプレーしてきた。その成績は609試合177ゴール102アシスト。

2001年に加入したチェルシーでは3度のプレミアリーグ優勝に加え、2004-05シーズンにはリーグ年間最優秀選手賞を受賞。3度のPFA年間ベストイレブンに選ばれるなど、プレミアリーグの歴史を語る上で欠かせない選手だ。

現段階でプレミアリーグにおいてランパード氏よりも多くのゴールを決めたのは4人のみ。得点を挙げたクラブの数は「39」と歴代最多となっている。また、ペナルティエリア外から決めたゴールの数も「41」でどの選手よりも多い。

殿堂入りに際し、ランパード氏はインスタグラムを更新し「素晴らしい名誉だ。投票してくれた皆、ありがとう」と喜びのコメントを残している。

なお、今年のプレミアリーグ殿堂入りには、2020年8月1日時点で引退している選手が対象となる。2021年に発表される残り3名の殿堂入り選手に関しては、後日発表されるとのことだ。

■プレミアリーグ殿堂入り

アラン・シアラー/イングランド

ティエリ・アンリ/フランス

エリック・カントナ/フランス

ロイ・キーン/アイルランド

フランク・ランパード/イングランド

【殿堂入り候補23名】

トニー・アダムス

デイビッド・ベッカム

デニス・ベルカンプ

ソル・キャンベル

エリック・カントナ

アンディ・コール

アシュリー・コール

ディディエ・ドログバ

レス・ファーディナンド

リオ・ファーディナンド

ロビー・ファウラー

スティーブン・ジェラード

ロイ・キーン

フランク・ランパード

マット・ル・ティシエ

マイケル・オーウェン

ピーター・シュマイケル

ポール・スコールズ

ジョン・テリー

ロビン・ファン・ペルシ

ネマニャ・ヴィディッチ

パトリック・ヴィエラ

イアン・ライト