今月末に開幕する「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)のワイルドカード(主催者推薦枠)…
今月末に開幕する「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)のワイルドカード(主催者推薦枠)全8人のうち7人が発表された。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。【関連記事】全仏OP参加選手は1日1時間バブルから外出可能。2週間で観客数約12万人を予定
発表された選手の中で注目すべきは、世界ランキング151位の20歳、ユーゴ・ガストン(フランス)。昨年の「全仏オープン」もワイルドカードで出場したガストンの当時のランキングは世界239位だったが、2回戦で西岡良仁(日本/ミキハウス)、3回戦で2015年大会の王者スタン・ワウリンカ(スイス)を破ると、4回戦では第3シードのドミニク・ティーム(オーストリア)をフルセットまで追い込んだ。昨シーズン終盤にランキングのトップ200の壁を破っている。
今回発表された7人は、ガストンも含めて全員が地元フランス人選手。残る1人は、まだ発表されていないものの、「全豪オープン」との相互協定により、オーストラリアの選手になるようだ。
18歳のアルトゥール・カゾー(フランス)は今回の「全仏オープン」がグランドスラムでのデビューとなる。現在世界517位のカゾーは今年初めの「ATP1000 マドリード」1回戦でセバスチャン・コルダ(アメリカ)を相手にツアー初勝利をあげ、現在参戦中の「ATP250 ジュネーブ」(スイス・ジュネーブ/5月16日~5月22日/クレーコート)の1回戦でアドリアン・マナリノ(フランス)をフルセットの末に下して2勝目を手にしている。
世界123位のグレゴワール・バレール(フランス)は、「ATP250 リヨン」(フランス・リヨン/5月16日~5月22日/クレーコート)予選で同郷のアントワン・ホアン(フランス)らを破って本戦出場を叶えたばかりだ。
その他には、世界115位のバンジャマン・ボンジ(フランス)、世界195位のマティアス・ブールグ(フランス)、世界185位のEnzo Couacaud(フランス)、世界125位のアルトゥール・ リンデルネック(フランス)が選出されている。
なお、「全仏オープン」大会ディレクターのギー・フォルジェ氏は以前、元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)は「(ワイルドカード枠に)ふさわしい」として、彼に与える意向を示していたが、その後にマレーが出場を取り止めていた。どうやらまだ万全ではないマレーは「ウィンブルドン」に照準を合わせるようだ。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2020年「全仏オープン」でのガストン
(Photo by Julian Finney/Getty Images)