ブルガリア・ソフィアで開催されている「ガランティ・コザ ソフィア・オープン」(ATP250/2月6~12日/賞金総額48万2060ユーロ/室内ハードコート)のシングルス準決勝で、地元のスターで第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガ…

 ブルガリア・ソフィアで開催されている「ガランティ・コザ ソフィア・オープン」(ATP250/2月6~12日/賞金総額48万2060ユーロ/室内ハードコート)のシングルス準決勝で、地元のスターで第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がニコラス・バシラシビリ(グルジア)を6-1 6-3のストレートで下して決勝に進出した。バシラシビリはここに至る過程で第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)を倒していたが、この日はなす術なく敗れた。  「ベストの形で大会を始められた。堅固なプレーを続け、できる限り落ち着きを保ち、手にしたすべてのチャンスを活用しようと努めた。母国の大会で決勝に進むことができてうれしいよ」とディミトロフは話している。

 ディミトロフは今年2つ目のタイトルを目指している。彼は1月のブリスベン決勝で錦織圭(日清食品)を倒して優勝。その後、全豪オープンではグランドスラム2度目の4強入りを果たしている。準決勝ではラファエル・ナダル(スペイン)にフルセットで敗れた。  一方、第2シードのダビド・ゴファン(ベルギー)は第4シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を5-7 6-4 7-6(3)の大接戦の末に下して決勝進出を決めた。  「本当に厳しい試合、タフな戦いだった」と試合後のゴファン。「彼は素晴らしいファイターだから、彼に対しては身を粉にして戦わなければならないとわかっていた」。  これはゴファンにとってバウティスタ アグートに対する初勝利となった。ツアーでは過去に2度対戦し、バウティスタ アグートが2勝していた。(C)AP(テニスマガジン)