レイズから戦力外としてメジャー40人枠を外されていた筒香嘉智外野手が、ドジャースへ電撃移籍した。17日(日本時間18日…

 レイズから戦力外としてメジャー40人枠を外されていた筒香嘉智外野手が、ドジャースへ電撃移籍した。17日(日本時間18日)の試合からチームに合流するという。


 その直前にはエンゼルスから自由契約となっていたアルバート・プホルス内野手をドジャースが獲得することも明らかになっていた。2人の長距離砲の加入は日米の関係者に大きな驚きを与えた。

 というのも、筒香はプホルスのように自由契約となるか、マイナー降格を受け入れるのか、そのどちらかが規定路線とみられていたからだ。

 40人枠を外された選手はウエーバーにかけられる。ウエーバー期間中に獲得に名乗りを上げる球団が現れなければ、選手自らの意志で自由契約となるか、マイナー降格を受け入れるのかが選べる。

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 ウエーバーで獲得した球団は、基本的には前所属球団が結んでいた契約を引き継ぐ。2年1200万ドル(約13億円)で2020年に加入した筒香の残る契約は、2021年シーズン終了までで約550万ドル(約6億円)。筒香の今季成績は打率・167、0本塁打、5打点。昨年も打率・197、8本塁打、24打点に過ぎなかった。2年目を迎えてもメジャーリーグに適応できる気配はなく、そんな打者に約6億円という大金を出して獲得する球団は出てこないと考えられていた。

 案の定、ウエーバーで獲得に手を挙げる球団は現れなかった。レイズはウエーバー期間が明けるやいなや、他球団とのトレード交渉を開始。そこでドジャースと、残る年俸分のほとんどはレイズ側が負担する形でのトレードが合意に達した。ドジャースが負担するのはメジャー最低年俸を残るシーズンで日割りした4300万ドル(約4700万円)だけ。ドジャースは実質負担がほとんどない形で筒香を獲得でき、レイズにしてもトレードの見返りを享受できる。トレードの交換要員はまだ決まっておらず後日決まるが、恐らく相当額の金銭で落ち着くとみられている。

 筒香にしても渡りに船ともいえる話だったのではないか。DeNA時代からロサンゼルスで自主トレを重ねてきた。メジャー挑戦を表明した際には、ドジャースを第一志望としていたことは、多くの関係者にとって周知の事実でもある。

 とはいえレギュラーの座が確保されているわけではない。まずドジャースが在籍するナ・リーグはDHがない。ベリンジャー、ポラック、シーガーら負傷者が続出しているチームだが、層が薄いわけではなく、筒香には一塁、三塁、外野の控えとしての立場がまず与えられるだろう。長距離砲という意味では、同時加入のプホルスもライバルになる。限られた出場機会で、しっかりと結果を残す。難易度の高いミッションを完璧にこなさない限り、新天地での明るい未来は見えてこない。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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