チェコ・オストラバの室内ハードコートで行われているフェドカップ・ワールドグループ1回戦(2月11、12日)「チェコ対スペイン」。 前年度覇者のチェコは初日2試合目のシングルスで、世界3位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が終盤の危機を乗…
チェコ・オストラバの室内ハードコートで行われているフェドカップ・ワールドグループ1回戦(2月11、12日)「チェコ対スペイン」。
前年度覇者のチェコは初日2試合目のシングルスで、世界3位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が終盤の危機を乗り越えてララ・アロア バレーナ(スペイン)を6-4 7-5で破り、初日の結果を1勝1敗のタイにもち込んだ。 この試合に先立ち行われたもうひとつのシングルスでは、全仏チャンピオンのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)がバーボラ・ストリコバ(チェコ)を6-0 3-6 6-1で倒してスペインに1勝0敗のリードを与えていた。 プリスコバは第1セットの第3ゲームでアロア バレーナのサービスをブレークし、最後の自分のサービスゲームでの2度目のセットポイントでバックハンドのウィナーを決めてセットを先取した。
第2セットでもプリスコバは4-2とリードして快調に勝利に向けて突き進んでいるように見えていたが、そこからアロア バレーナが奮起して3ゲームを連取。だが、アロア バレーナは5-4からのセットポイントを逃してしまい、結局、踏ん張り返したプリスコバがバックハンドのボレーを決めて4度目のマッチポイントをものにした。 一方、世界7位のムグルッサはストリコバに対して、最初のマッチポイントをものにしてフェド杯での戦績を7戦7勝に伸ばした。
第1セットのムグルッサは、10本のウィナーを決めてストリコバを圧倒。第2セットではストリコバが調子を立て直し、先にブレークして4-2とリードした。
しかし最終セットでストリコバはダブルフォールをおかして1-3とリードを許すと、それからムグルッサがふたたびブレークを果たして5-1とリードを広げた。最後はムグルッサが自分のサービスをキープ。ストリコバのリターンがネットにかかった瞬間、試合に終止符が打たれた。 日曜日は初日の相手を入れ替えたシングルス2試合が行われ、プリスコバがムグルッサと、ストリコバがアロア バレーナと対戦する。最後のダブルスでは、チェコはルーシー・サファロバ/カテリーナ・シニアコバ、スペインはサラ・ソリベス トルモ/マリア ホセ・マルティネス サンチェスが出場予定となっている。(C)AP