今シーズンのFCバルセロナの影は、シーズンの途中で垣間見えた光が再び消えていく結果となった。 2020-21のバルサはジ…

今シーズンのFCバルセロナの影は、シーズンの途中で垣間見えた光が再び消えていく結果となった。
2020-21のバルサはジェットコースターのような環境に置かれていたため、特に守備面で影響が出ていた。
その結果、主要なターゲットの一つは常にGKであり、テア・シュテーゲンもその犠牲者となったようだ。
バルサの守護神は、8月に右膝の膝蓋腱の損傷で手術を受け、最初の2ヶ月間は欠場していた。それ以来、これまでのシーズンの傾向と同様に、彼は誰もが認める守備のリーダーとなっている(クーマンは3試合でしか彼を休ませていない)。
しかし、ドイツ人GKは今シーズン42回グローブを着用し、50失点を許した。
これは昨シーズンより出場回数が4回増えたものの、失点数はほぼ同じで、その結果、今シーズンは1試合平均1.19失点を記録し、2014年夏にバルセロナに来て以来、最悪の数字を記録してしまったようだ。
■チームの守備も原因か
確かに、シュテーゲンは個人的なパフォーマンスの面では最高の年ではなかった。しかし、このような数字の原因を彼だけに求めるのも酷な話である。
セルジ・ロベルトとジェラール・ピケの長期負傷、ロナルド・アラウホとオスカル・ミンゲザの経験不足、クレマン・ラングレのレベル低下、セルジーニョ・デストの適応力不足、サミュエル・ユムティティのコンディション不良、ジョルディ・アルバの不注意などが、今シーズンの守備の崩壊の原因でもあるからだ。
実際、全体の数字を見ると、リーグ最終戦のエイバル戦を残したまま、今シーズンのバルサは、昨シーズンより1つ多い公式戦58失点を許している。これは、2016/17シーズンのゴール数に匹敵する記録でもあり、これ以上の数字を探すには、チームが70失点した2012/13シーズンまで遡らなければならない。
■バルサ守護神にとって2番目に悪いシーズン
19歳でボルシア・メンヘングラッドバッハの正ゴールキーパーとなった同選手だが、ドイツでの5年目にあたる2012/13年は、45試合に出場して63失点、1試合あたりの平均失点は1.4だった。これは彼のキャリアでワースト数字であり、上記の通り、今季のデータはキャリアで2番目の悪い記録であり、バルセロナでのキャリア上、最悪の数字となったのだ。
■最悪の事態
バルサでワーストの記録を叩き出してしまった彼は、ここに来て最悪の事態に直面している。
クラブは、同GKが右膝蓋腱の手術を受けることを公式発表。よってリーグ戦の最終節エイバル戦と6月に開催予定のユーロ欠場が濃厚となった。
この点からも、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンにとって2020-21シーズンは最悪のシーズンになったのだ。