記念すべきシングルス通算1000試合を先日達成した元世界女王のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は、獲得賞金も1億ドル(約…

記念すべきシングルス通算1000試合を先日達成した元世界女王のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は、獲得賞金も1億ドル(約109億円)に迫っている。【関連記事】セレナ、フロリダで8億円の豪邸購入

セレナは自身のブランドやドキュメンタリー番組の出演など、コート外での様々な活動からも多額の収入を得ており、史上最も裕福なテニスプレーヤーの一人だ。だが、テニスの賞金ではまだ1億ドルプレーヤーの大台を突破していない。

1995年にプロに転身したセレナはシングルスで73、ダブルスで23ものタイトルを獲得しており、これまでに得た賞金は9423万6271ドル(約103億円)。これはWTA(女子テニス協会)の選手として最も高額で、それに続くのは4208万5568ドル(約46億円)を獲得している姉のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)だ。

これまでにテニスの1億ドルプレーヤーになっているのは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)の3人。セレナはそのすぐ後ろに迫っている。

大台まであと600万ドル(約65億6400万円)足らずのセレナだが、今年中の達成は厳しそうだ。新型コロナウイルスによってほとんどの大会は観客動員数をゼロ、あるいはかなり少ない割合にまで減らしているのに伴い、賞金も削減されているのが一因だ。今年のグランドスラムはあと3つ残っているが、それぞれの優勝賞金は150万ドル(約1億5000万円)程度にとどまるものと思われる。さらに、今のセレナは1年に3つのグランドスラムで優勝するような全盛期とは言えない。しかし、このままプレーを続けていればおそらく2022年には1億ドルを突破することができるはずだ。

先週行われた「WTA1000 ローマ」の初戦はセレナにとってシングルス通算1000試合目となったが、世界ランキング44位のナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)に敗れた。「全仏オープン」までにクレーコートの感触をもっと確かめたいとするセレナは、「ATP250 パルマ」(パルマ・イタリア/5月16日~5月22日/クレーコート)にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場することが決まっている。

※為替レートは2021年5月16日時点

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「全仏オープン」でのセレナ・ウイリアムズ

(Photo by Adam Pretty/Getty Images)