ビルバオはリーグ戦を戦うには決して快適な場所ではなく、ましてやベストプレーヤーを失った状態で臨む場合はなおさらだ。さらに…
ビルバオはリーグ戦を戦うには決して快適な場所ではなく、ましてやベストプレーヤーを失った状態で臨む場合はなおさらだ。さらに、ワンダ・メトロポリターノで行われるアトレティコ・マドリーとオサスナの試合にタイトルが懸かっていることを考えると、レアル・マドリーのミッションはより難しくなる。
ジネディーヌ・ジダン監督の望みは、お腹が満たされたライオンを相手に宿題をこなすことだ。しかし、アスレティックが自身を奮い立たせる要素を持っていなくても、マドリーのようなビッグクラブを前にすれば常に意欲は駆り立てられる。
マルセリーノ・ガルシア・トラル監督は、「リーガ・エスパニョーラの強豪を相手にするときにはメンタリティがプラスに働く」と、もはや何も掛かっていないリーグでのモチベーションの欠如を否定した。
ジダンは、周りの状況を気にせず、自分のゲームに集中する。「我々は、自分がコントロールできること、つまり自分のゲームに目を向ける。あとはどうなるか分からない。重要なのは、勝ち点3を獲得し続けること。非常に優れたライバルとの対戦で、すべてを出し切ろうと思っている」
この「すべて」とは、アトレティコ戦の勝敗にかかわらず、彼の選手たちが全力を尽くすことを意味している。セルヒオ・ラモス、ラファエル・ヴァラン、ダニ・カルバハル、フェルラン・メンディ、ルーカス・バスケス、トニ・クロースといったトップチームのレギュラーメンバー6人が不在のため、彼らのポテンシャルは低下している。
ジダンは控えのディフェンスを使い、中盤を組み替える必要がある。エデル・ミリトンやアルバロ・オドリオソラのように予想を覆した選手たちに加えて、イスコやマルセロのように、シーズンが終わるまでの日数を数え、別の街や別のチームを探しているような印象を与える選手の奮起も促す必要がある。
シーズン途中から就任し、スーペルコパ・デ・エスパーニャを制覇したマルセリーノは、コパ・デル・レイ決勝での2連敗で、ベンチに登場したときの効果は鈍ってしまい、革命のスピードは落ちてしまった。その結果、肉体的にも精神的にも疲弊し、負傷者が続出するという悪循環に陥った。
上位陣には奮闘するものの、エイバルやウエスカ、アラベス、レアル・バジャドリードといった残留を争うチームとの対戦での取りこぼしが響き、9位に位置するも来季のヨーロッパ進出の可能性は閉ざされている。司令塔のイケル・ムニアインは以前として欠場、イニャキ・ウイリアムズらラウル・ガルシアといった数少ない駒で一矢報いることはできるか。
レアル・マドリーの先発予想は以下の通り。
■GK
ティボー・クルトワ
■DF
アルバロ・オドリオソラ
エデル・ミリトン
ナチョ・フェルナンデス
ミゲル・グティエレス
■MF
フェデリコ・バルベルデ
カゼミロ
ルカ・モドリッチ
■FW
ロドリゴ・ゴエス
カリム・ベンゼマ
ヴィニシウス・ジュニオール