「フェドカップ(フェド杯)アジア・オセアニアグループ1部」(カザフスタン・アスタナ/2月8~11日/室内ハードコート)の最終日。日本はワールドグループ2部プレーオフ進出をかけた決勝で、プールAを2戦全勝で勝ち抜いてきた開催国のカザフスタン…

 「フェドカップ(フェド杯)アジア・オセアニアグループ1部」(カザフスタン・アスタナ/2月8~11日/室内ハードコート)の最終日。日本はワールドグループ2部プレーオフ進出をかけた決勝で、プールAを2戦全勝で勝ち抜いてきた開催国のカザフスタンと対戦する。

 フェド杯は男子のデビスカップ(デ杯)と同様に、ITF(国際テニス連盟)が主催する女子テニスの国別対抗戦。世界の上位16ヵ国が争うトップカテゴリーは「ワールドグループ」と「ワールドグループⅡ」の2部(8ヵ国ずつ)に分けられている。

 ワールドグループの会場はホーム&アウェー方式となっているが、各地域ゾーンは1ヵ所集中開催。今年のアジア・オセアニアゾーン1部はカザフスタン・アスタナで行われ、日本を含めた7ヵ国が2グループに分かれて総当たり戦を行い、最終日の順位決定戦で両グループの1位通過国同士が優勝決定戦を行う。

 優勝国1ヵ国が4月22~23日に行われるワールドグループ2部プレーオフに進出し、最下位1ヵ国がアジア・オセアニアゾーン・グループ2部に自動降格となる。いずれの対戦もシングルス2試合、ダブルス1試合の3試合によって争われる。

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【決勝:昇格プレーオフ】

日本(プールB・1位)vs カザフスタン(プールA・1位)

第1試合 大坂なおみ(日清食品:単56位)vs ガリーナ・ボスコボエワ(単263位)

第2試合 土居美咲(ミキハウス:単42位)vs ユリア・プティンセバ(単27位)

第3試合 青山修子(近藤乳業:複58位)/穂積絵莉(橋本総業ホールディングス:複31位)vs ヤロスラーワ・シュウェドワ(複11位)/ガリーナ・ボスコボエワ(複117位)

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【3-4位決定戦】

中国(プールB・2位)vs 韓国(プールA・2位)

第1試合 ヤン・ジャオシュアン(単323位)vs チェ・ジヒ(単446位)

第2試合 ジュ・リン(単118位)vs ハン・ナレ(単205位)

第3試合 ヤン・ジャオシュアン(複48位)/ジャン・カイリン(複136位)vs チェ・ジヒ(複332位)/キム・ナリ(複342位)

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【降格プレーオフ】

タイ(プールA・最下位)vs フィリピン(プールB・最下位)

第1試合 ピアンタン・プリプーチ(単278位)vs Khim IGLUPAS(単-位)

第2試合 ルクシカ・クンクン(単199位)vs カサリナ・レナート(単548位)

第3試合 カモンワン・ブアヤム(複313位)/ニチャ・ラピタクシンチャイ(複199位)vs Khim IGLUPAS(複-位)/アンナ クラリス・パトリモニオ(複-位)

※文中の世界ランキングは2月6日付

(テニスマガジン/Tennis Magazine)