全豪オープン準優勝のラファエル・ナダル(スペイン)が、休息の必要性を理由に、来週オランダ・ロッテルダムで開催される「ABN AMRO ワールド・テニス」(ATP500/2月13~19日/賞金総額172万4930万ユーロ/室内ハードコート…

 全豪オープン準優勝のラファエル・ナダル(スペイン)が、休息の必要性を理由に、来週オランダ・ロッテルダムで開催される「ABN AMRO ワールド・テニス」(ATP500/2月13~19日/賞金総額172万4930万ユーロ/室内ハードコート)への出場を取り消した。ナダルは第1シードだった。  開催者によれば、全豪決勝でのロジャー・フェデラー(スイス)に対する5セットの末の敗戦のあと、無理をしないようにと医師がアドバイスしたのだという。

 声明文の中でナダルは、医師から「ふたたび試合をプレーする前に体に十分な回復時間を与え、休みをとるようにアドバイスされた」と言った。  大会ディレクターのリチャード・クライチェクは、ナダルの代役を立てるため、フェデラーや、ほかのトップ5プレーヤーに出場できないか頼んでみたが、試みは失敗に終わったと言う。  火曜日には、スタン・ワウリンカ(スイス)も膝の故障を理由に出場を取り消していた。(C)AP