テニス界の運営責任者たちが八百長について調査している間、元全豪オープン・ジュニア・チャンピオンが暫定的な出場停止処分を受けた。 テニス・インテグリティ・ユニット(TIU)は、現在世界ランキング1083位の18歳、オリバー・アンダーソン(…

 テニス界の運営責任者たちが八百長について調査している間、元全豪オープン・ジュニア・チャンピオンが暫定的な出場停止処分を受けた。

 テニス・インテグリティ・ユニット(TIU)は、現在世界ランキング1083位の18歳、オリバー・アンダーソン(オーストラリア)は調査が終了するまでの間、どのような大会でプレーすることもイベントに参加することも許されず、この処罰はいますぐに適用されると発表した。

 TIUは、アンダーソンが犯したと推測されている規則違反がどのようなものなのか詳細は明かさなかった。アンダーソンは2016年の全豪オープンでジュニア・チャンピオンになった選手だった。

 1月5日にオーストラリアの警察は、先の10月にメルボルンに程近いトララルゴンのレベルの低い大会において八百長を行った嫌疑で、18歳のアンダーソンを逮捕していた。

 2016年は9人のプレーヤーとオフィシャルがTIUによって処罰を受けた。これは2008年にこの団体が創設されて以来、一年に検挙された容疑者の数として最多のものだった。(C)AP