先日、過去12ヶ月間の功績により栄えある「ローレウス世界スポーツ賞」を受…

先日、過去12ヶ月間の功績により栄えある「ローレウス世界スポーツ賞」を受賞したラファエル・ナダル(スペイン)。ナダルは2020年「全仏オープン」で、1セットも落とすことなく前人未到の13回目のタイトルを獲得した。【動画】どことなくバックハンドっぽい?ナダルのゴルフスイング【ドロー表】[ATP1000 ローマ]【マッチハイライト動画】錦織、世界6位ズベレフに逆転負け「ATP1000 ローマ」

その勝利によりグランドスラム優勝回数でも、永遠のライバルであるロジャー・フェデラー(スイス)と並び、男子シングルスで最多の20回となった。今年の「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)でも最有力の優勝候補であるナダルは、そこで再び優勝すればついにフェデラーを抜き去って、グランドスラム優勝回数で初めて単独トップに立つことになる。

だが今年のクレーシーズンで、ナダルはモンテカルロでもマドリードでもベスト8で敗退。唯一の優勝は「ATP500 バルセロナ」決勝で、ステファノス・チチパス(ギリシャ)のマッチポイントを凌いで勝ち得たものだ。

先日の英Telegraph紙のインタビューで、ナダルはパンデミックに深く考えさせられた、と語った。Tennis World USAが報じた。

ナダルは語る。「僕個人にとってもパンデミックは苦しかった。ロックダウンの後でテニスを続けるのは難しかった。そうした状況のせいでキャリアについて考えた。プレーを続けるべきか、もう少しやめておくべきか。簡単な決断ではなかった。そして去年の“全米オープン”を欠場した、難しい決断だったけど、そうする必要があったんだ」

「それからローマに出場して、続く“全仏オープン”でやっと勝つことができた。優勝することは僕にとってはいつも難しいことだ。今ではもっと難しい、だって35歳で(今年の6月で35歳)優勝するのは、普通25歳で優勝するより難しいからね」

そしてナダルは、テニスを離れた後の生活を楽しみにしているけれど、今は自分のテニスに満足しているからまだ引退は考えていない、と言う。「テニスのキャリアが終わっても、将来十分に面白いことがあると思う。でも今は自分がしていることに満足だ。将来のことは予言できないけれど、心配はしていない。(引退すべき)その日が来れば、わかるはずだ」

今年の「全仏オープン」で、ナダルは5年連続14回目のタイトルに挑む。フェデラー、世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、そして次世代選手たちの挑戦をはねのけて、またも「クレーキング」の強さを見せてくれるだろうか。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「バレアレスゴルフ選手権」でのナダル

(Photo by Cristian Trujillo/Quality Sport Images/Getty Images)