「フェドカップ(フェド杯)アジア・オセアニアグループ1部」(カザフスタン・アスタナ/2月8~11日/室内ハードコート)が開幕し、ワールドグループ復帰を目指す日本は予選リーグ(プールB)第1戦でインドと対戦した。 3年連続でアジア・オセアニ…
「フェドカップ(フェド杯)アジア・オセアニアグループ1部」(カザフスタン・アスタナ/2月8~11日/室内ハードコート)が開幕し、ワールドグループ復帰を目指す日本は予選リーグ(プールB)第1戦でインドと対戦した。
3年連続でアジア・オセアニアゾーンでの戦いとなる日本は、第1試合で大坂なおみ(日清食品:単56位)がカルマン ・タンディ(単531位)を6-2 6-2で、第2試合では土居美咲(ミキハウス:単42位)がアンキタ・レイナ(単270位)を6-0 6-3で破り、勝利を確定させた。
日本は第3試合のダブルスでも青山修子(近藤乳業:複58位)/穂積絵莉(橋本総業ホールディングス:複31位)が勝利をおさめ、インドを3-0で下して1勝目を挙げている。
フェド杯は男子のデビスカップ(デ杯)と同様に、ITF(国際テニス連盟)が主催する女子テニスの国別対抗戦。世界の上位16ヵ国が争うトップカテゴリーは「ワールドグループ」と「ワールドグループⅡ」の2部(8ヵ国ずつ)に分けられている。
ワールドグループの会場はホーム&アウェー方式となっているが、各地域ゾーンは1ヵ所集中開催。今年のアジア・オセアニアゾーン1部はカザフスタン・アスタナで行われ、日本を含めた7ヵ国が2グループに分かれて総当たり戦を行い、最終日の順位決定戦で両グループの1位通過国同士が優勝決定戦を行う。
優勝国1ヵ国が4月22~23日に行われるワールドグループ2部プレーオフに進出し、最下位1ヵ国がアジア・オセアニアゾーン・グループ2部に自動降格となる。いずれの対戦もシングルス2試合、ダブルス1試合の3試合によって争われる。
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【プールB 第1戦】
日本(1勝)3-0 インド(1敗)
第1試合 ○大坂なおみ(日清食品:単56位)6-2 6-2 ●カルマン ・タンディ(単531位)
第2試合 ○土居美咲(ミキハウス:単42位)6-0 6-3 ●アンキタ・レイナ(単270位)
第3試合 ○青山修子(近藤乳業:複58位)/穂積絵莉(橋本総業ホールディングス:複31位)6-1 6-3 ●アンキタ・レイナ(複222位)/カルマン ・タンディ(複918位)
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中国(1勝)3-0 フィリピン(1敗)
第1試合 ○ジャン・カイリン(単135位)6-2 6-2 ●アンナ クラリス・パトリモニオ(単-位)
第2試合 ○ジュ・リン(単118位)7-6(1) 6-4 ●Katharina LEHNERT(単548位)
第3試合 ○ヤン・ジャオシュアン(複222位)/ジャン・カイリン(複918位)6-3 6-2 ●Khim IGLUPAS(複-位)/Katharina LEHNERT(複503位)
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【プールA 第1戦】
カザフスタン(1勝)2-1 韓国(1敗)
第1試合 ○ガリーナ・ボスコボエワ(単263位)7-5 6-1 ●ハン・ナレ(単205位)
第2試合 ●ヤロスラーワ・シュウェドワ(単46位)5-7 2-6 ○チャン・スジョン(単141位)
第3試合 ○ヤロスラーワ・シュウェドワ(複11位)/ガリーナ・ボスコボエワ(複117位)6-2 6-4 ●チェ・ジヒ(複332位)/キム・ナリ(複342位)
※文中の世界ランキングは2月6日付
(テニスマガジン/Tennis Magazine)