ジョージアのトップテニス選手であるニコラス・バシラシビリ(ジョージア)は…
ジョージアのトップテニス選手であるニコラス・バシラシビリ(ジョージア)は、またしても裁判所に逆戻りすることが決まった。彼に資金を提供したと主張する実業家によって訴えられたのだ。伊ニュースサイトUBI Tennisが報じている。【動画】バシラシビリの今季の試合ハイライト集
ロシアのスポーツサイトVseprosportによると、実業家であるIrakli Kacharava氏は2015年からバシラシビリが資金を得る手助けをしてきたが、一切の返済を受けていないと申し立てている。訴状では、バシラシビリがツアーで獲得した収入の一部を同氏が受け取る権利があることを明記した書面に両者が署名した、という主張がなされている。
同氏の見解では、支払われるべき金額は150万ドル(約1億6,330万円)であるといい、これはバシラシビリが選手生活全体を通して得た金額(約612万ドル、約6億6,600万円)の約4分の1だ。氏の弁護士によると、契約書では、バシラシビリが世界ランキング50位以内にいる間に得た収入の30%に加え、スポンサー収入の一部を受け取る権利があると記載されているという。弁護士は、2017年以降この契約条件に違反し支払いを行っていないとして、バシラシビリを非難している。
4月27日にこの訴訟の書類をジョージアの首都トビリシの市裁判所が受理したことが、ラジオ局によって確認されている。同局はバシラシビリの弁護士や家族に連絡を試みたがコメントは得られなかった。ただし局のウェブサイトには、匿名の家族が氏を「恐喝者」と呼んだと書かれている。
バシラシビリは昨年、家庭内暴力の疑いで元妻に裁判を起こされたが、容疑を否認している。2人の間には小さな息子もいる。
現在29歳のバシラシビリは4月末から5月にかけて開催された「ATP250 ミュンヘン」に第5シードで出場し、優勝を果たした。今年は3月にも「ATP250 ドーハ」でキャリア4つ目のタイトルを獲得しており、準々決勝ではロジャー・フェデラー(スイス)を破っている。
バシラシビリは今回の訴訟について公式のコメントは発していない。
※為替レートは2021年5月11日時点
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATPカップ」でのバシラシビリ
(Photo by James Worsfold/Getty Images)